アントワープには、1枚買うだけで複数の美術館や博物館などの入場料が無料になる「アントワープシティカード」があります。アントワープの有名な場所(教会もブリュワリーも)がほぼ含まれているので、限られた時間に沢山の場所を巡りたい方におすすめです。
アントワープシティカードの特徴
- アントワープを代表する美術館、博物館、教会、ブリュワリーへの入場が無料に
- アントワープ市内のバス・トラムが乗り放題に(メトロや鉄道は含まれません)
- ほとんどの対象施設が行きやすい中心部に集中している
アントワープシティカードで無料になる施設
美術館・博物館
- ダイアモンド博物館(DIVA, Home of Diamonds)
- ルーベンスの家(The Rubens House)
- MAS美術館
- レッドスターライン博物館(Red Star Line Museum)
- 写真博物館(FOMU)
- アントワープ現代美術館(M HKA )
- プランタン・モレトゥス博物館(Museum Plantin-Moretus)
- マイエル・ヴァン・デン・ベルグ美術館(Museum Mayer van den Bergh)
- 肉屋のギルドハウス(楽器博物館)
- ロコックス邸(Snijders & Rockox House)
- Library Hendrik Conscience
- House of Literature
- Maidens’ House Museum
- Eugeen Van Mieghem Museum
- Museum De Reede
- Museum Stampe & Vertongen
教会
- ノートルダム大聖堂(聖母大聖堂)
- 聖ポール教会(St. Paul’s Church)
- 聖ヤコブ教会(St. James’s Church)
- St. Andrew’s Church
その他
アントワープシティカードの料金
24時間、48時間、72時間有効のパスを販売しています。パスの残り時間は、最初の施設で使用を開始した時から計算します。
- 24時間有効
- 27ユーロ
- 48時間有効
- 35ユーロ
- 72時間有効
- 40ユーロ
アントワープシティカードは買ったほうがいい?
アントワープの美術館・博物館系で有名なものは全てこのパスで行けると思っていいでしょう。どの施設も入場料は大人8ユーロ前後なので、1日に4つ以上の施設を回る場合は、アントワープシティカードを買うことをお勧めします。
この中でお勧めなのは、やはりフランダースの犬で有名になったノートルダム大聖堂。教会の美しさだけでなく、ルーベンスの祭壇画がある美術館と考えてもいいかもしれません。他にも、世界遺産であるプランタン・モレトゥス博物館や、画家と外交官の二つの顔を持ったルーベンスの家も必見です。
トラムやバスの無料パスもついてきますが、アントワープの中心部は歩いて回れる広さなのでそれほど必要ではないかもしれません。ただし、アントワープ中心部とアントワープ中央駅(鉄道)は徒歩15分と離れているので、バスやトラムに乗った方が便利です。
また、デ・コーニンク醸造所(アントワープ・シティ・ブリュワリー)は中心部からトラムで20分ほどのやや郊外にあります。トラムの本数は週末には減るので、週末に行く方は注意してください。
アントワープシティカードが買える場所
公式サイトでのオンライン販売の他、マルクト広場の観光案内所、アントワープ中央駅、その他一部の主要ホテルのフロントデスクで販売しています。