自分のペースでじっくり回りたいクリスマスマーケット。個人でも鉄道を使って色々な都市を回ることは簡単です。

ドイツ・ケルンのクリスマスマーケットに行ってきました

BELPLUS編集部
ドイツへの行き方

こんにちは!BELPLUS編集スタッフです。今日はいつものベルギーを離れて、私たちがドイツ・ケルンのクリスマスマーケットに行ってきた様子をご紹介したいと思います。

ケルンへの行き方

ベルギーからドイツのケルンは実はとても行きやすく、タリス(Thalys)と呼ばれる高速鉄道で約1時間45分。違う国なのに、まるで隣の県のように簡単に行けちゃうんです。今回もブリュッセル南駅からタリスで行きました。

タリスは全席指定で、チケットは予約が必要なので注意してください。鉄道チケットは航空券のように日程が近づくと値段が高くなる仕組みのため、スケジュールが決まったら、下記の方法で早めの予約をおすすめします。

ケルン中央駅の目の前は、世界遺産の大聖堂

ケルン駅前にそびえ立つケルン大聖堂。本当に駅の目の前にあり、巨大さに圧倒されます。

ケルン駅前にそびえ立つケルン大聖堂。本当に駅の目の前にあり、巨大さに圧倒されました。

ケルン中央駅(Köln Hauptbahnhof)から外に出ると、まず目の前にそびえ立つのが世界遺産でもあるケルン大聖堂。地元ではドム(Dom)と呼ばれる、ケルンのシンボルです。

写真で見たときは普通の教会のサイズかと思っていたので、あまりの大きさに遠近感がおかしくなったほど。教会前を歩く人の写真を見ると、人が小さすぎて巨人の国にきたかのようです。

全身を写真に納めることができないほど大きいケルン大聖堂

全身を写真に納めることができないほど大きいケルン大聖堂

クリスマスマーケットはケルン大聖堂周辺で行われているので、まずはマーケットに行く前に大聖堂の中に入ってみました。

クリスマスマーケットの時期は教会も混み合います。

クリスマスマーケットの時期は教会も混み合います。

大聖堂とケルン市庁舎前の二つのマーケットへ

ケルン駅周辺の2大クリスマスマーケット

ケルン駅周辺の2大クリスマスマーケット

ケルンのクリスマスマーケットは全部で5つ。このうち有名なのが、ケルン大聖堂周辺のマーケットと、そこから歩いてすぐの、ドイツの伝統的な雰囲気を残す、その名も「オールドマーケット」です。今回はこの二つを歩いてみました。

ドイツの職人魂。クラフト雑貨がいっぱい

ドイツのプライド、ドイツ製品が並びます。

ドイツのプライド、ドイツ製品が並びます。

パリのクリスマスマーケットがクオリティの悪化でキャンセルしたというニュースを聞いてから、ドイツももしかして同じような状況?と思ったのですが、杞憂でした。

ドイツアーティストのクラフト作品は一見の価値あり

ドイツアーティストのクラフト作品は一見の価値あり

さすがクリスマスマーケット発祥の地、ドイツともいうべきドイツ製品の品揃え。ローカルの人々が作る手作りソープやニット帽、そしてドイツで有名な木のおもちゃやクリスマスマーケットのかわいいオーナメントが、伝統的なシャレー(山小屋)風の屋台に所狭しと並び、ドイツの「クリスマスマーケット魂」を感じます。

かわいい!ドイツはふくろうをモチーフにしたグッズが多いです。

かわいい!ドイツはふくろうをモチーフにしたグッズが多いです。

アーティストのクラフト作品が多い一角で、下の写真のような「木の工具」らしきものを売っているお店を見つけました。ですが工具としては使えなさそうだし、もしかして工具を愛する人のためのオーナメント?実はドッグフード?謎が深まるばかりの写真です。

鍵のような、工具のような、ドイツのクリスマスマーケットでは不思議なものが売っています。

鍵のような、工具のような、ドイツのマーケットで見つけた不思議なもの。

イルミネーションは控えめ

日本のクリスマスマーケットとの大きな違いは、実はイルミネーションなのではないかと思います。ベルギーもそうなのですが、プロジェクトマッピングでグランプラス聖カトリーヌ教会をキラキラに飾り立てるのが現代のクリスマスマーケット。学生が多いルーヴェンのクリスマスマーケットなんて、クラブミュージックでみんな踊っていましたもん。

ですがドイツは、昔ながらの雰囲気を大事にしているのか、イルミネーションはあってもごくわずか。暖かみのあるオレンジ色の光を利用して、古い街並みをやわらかく照らし出します。

イルミネーションは控えめ

イルミネーションは控えめでした

音楽を写真でお伝えできないのが残念。私たちが行ったときは、クリスマスのクラシックミュージックでした。

音楽を写真でお伝えできないのが残念。私たちが行ったときは、クリスマスのクラシックミュージックでした。

おいしいものもたくさん!

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BELPLUS編集部

BELPLUS(ベルプラス)は、ベルギー在住者が共同で運営するメディアです。旅行に役立つ情報のほか、現地長期滞在、留学生のための生活情報もお届けしています。