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ベルギーで “本当に” 美味しかった食べ物ベスト5

ベルギーで食べて美味しかったものベスト5

わたしとおかんがこれまで何度も旅した中で、「これは美味しかったね」と旅行後もよく話題に出るベルギーのおいしい食べ物ベスト5をご紹介します。

ベルギーは美食の国と言われますが、食生活は日本と全く違うため、やはり名物といわれるものの全てを美味しく感じるわけではありません。

見た目はかわいいけど極甘のマジパン

見た目はかわいいけど極甘のマジパン

早速ですが、私が苦手なのは、「マジパン」と言われる砂糖とアーモンドで作ったお菓子。ドイツやベルギーではとても普通のお菓子です。日本ではマジパンは小さな人形になってケーキの上に乗っているタイプが多いですが、ベルギーのスーパーではれんがのような「マジパンブロック」がお菓子売り場にドンと積まれています。これは想像を絶する甘さと、強すぎるアーモンドの香りで、アラフォーの胃には大打撃でした。

反対に「日本よりおいしい」と感じるのは、やはり定番のチョコレートやワッフル、ベルギービールなどですが、どれでも必ずおいしいというわけではなく、ちょっと残念な味だったり、日本人の口には合わなかったりするものも。そこで、わたしとおかんがこれまで何度も旅した中で、「これは美味しかったね」とよく話題に出るベルギーのおいしい食べ物ベスト5をご紹介します。味覚には個人差がありますが、旅行中に迷った時のお役に立てれば幸いです。

5位: ベルギーフライドポテト

何種類ものソースが選べます。

何種類ものソースが選べます。

ベルギーといえばポテト、というくらい説明いらずな有名グルメ。ベルギーポテト用に作られた専用のじゃがいもを使い、二度揚げされたポテトは、外はサクサク、中はホクホクで日本のものとは別次元の美味しさ。あまりフライドポテトが好きじゃないと思っている人にこそ、ぜひ食べて欲しい一品です。

出来立てのおいしいポテトを食べるなら、やはり回転が早い人気店に行くのが一番。一度に大量にあげるので、並んでいても思ったより早く順番が回ってきます。私のおすすめは、ブリュッセル証券取引所の横にある「Fritland」と、ブルージュの鐘楼の真下に並ぶ2店。この2店は「因縁のライバル」としてベルギーでも有名で、どちらがおいしいフライドポテトを作れるかのプライドをかけて日々競争しています。どちらに並ぶかは、あなた次第。

Fritlandは大人気でした。

ブリュッセルの人気店Fritlandは行列必至。

レストランでは付け合せとして登場します。おいしい料理のお店は、やはりポテトもおいしいです。

レストランでは付け合せとして登場します。おいしい料理のお店は、やはりポテトもおいしいです。

また、ポテトといえばハンバーガーな方には、ぜひ「エリスグルメバーガー」の高品質な肉を使ったバーガーとポテトのセットをおすすめします。ここのポテトもかなり美味しいです。

ベルギーで一番美味しいハンバーガー「エリスグルメバーガー」
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4位: ベルギーワッフル

ブリュッセル風ワッフルはカフェでナイフとフォークで食べます。お好みのフルーツで。

ブリュッセル風ワッフルはカフェでナイフとフォークで食べます。お好みのフルーツで。

リエージュ風ワッフル。駅や屋台の定番。

リエージュ風ワッフルは駅や屋台でおやつとして食べる定番。

ベルギーで食べられるワッフルには2種類あります。薄くふわっとした食感で、お皿でクリームやフルーツを添えて食べる「ブリュッセル風ワッフル」と、厚さがありどっしりとした食感で、紙やプラスチックのトレーで食べる「リエージュ風ワッフル」です。ベルギーではこれらは別々の食べ物として考えられています。滞在中はぜひ2つの味の違いを比べてみてください。

ブリュッセル風ワッフルはベルギーの主なカフェで、リエージュ風ワッフルは駅や大通りの屋台なので食べることができますが、両方を一度に味わってみるなら、ブリュッセルの老舗「Maison Dandoy」のティールームがおすすめ。人気のお店なのでいつも混み合っていますが、日本語メニューもあるため気軽に注文できます。

シンプルなワッフルだからこそ、素材の味が楽しめます。

シンプルなワッフルだからこそ、素材の味が楽しめます。

ブルージュにあるパノスの店舗。店内でも、外のカウンターからも注文できます。

ベルギーのベーカリー「Panos」も手軽にワッフルが食べられるお店

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3位: カルボネードフラマンド(牛肉のビール煮込み)

オランダ語:Stoofvlees フランス語:Carbonade flamande

carbonade flamande

煮込みに使うビールの種類によって味が違うのも楽しいです

カルボネードフラマンドとは、牛肉をビールで煮込んだベルギーの郷土料理です。見た目はビーフシチューにそっくりですが、とろみが少なく、何より特徴的なのはビールの芳醇な香りと、ビールで煮込むことでトロトロに柔らかくなった牛肉の組み合わせ。有名な料理なので、ベルギーのほとんどのレストランで見つけることができます。

味の決めてとなるのは、やはり何百種類もあるベルギービール。シメイやオルヴァルなど有名な黒ビールのものがよく使われています。日本では結構値段が高く、バーでゆっくり楽しむというイメージのベルギービールですが、本国では水替わりに煮込みに使ってしまうなんて、文化の差を感じる一皿です(日本でももっと安ければ…)。

カルボネードフラマンドの美味しいレストランはたくさんありますが、ブリュッセル中心部にあり、気軽に入れて、サービスも良く、なおかつ味も雰囲気も最高なのは「nuetnigenough」。ベルギー郷土料理が中心のお店ですが、観光客ではなくブリュッセルっ子で賑わっています。

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2位: 小エビのコロッケ

オランダ語:Garnalenkroketten フランス語:Croquettes De Crevettes

Garnalenkroketten | Croquettes De Crevettes

エビは北海で獲れる綺麗なピンク色です。

日本人ならみんな大好きなエビ。普段からエビコロッケを食べている方も多いと思いますが、ベルギーのエビコロッケは一味もふた味も違います。ヨーロッパならではの、北海で獲れる小さなピンク色のエビを使ったコロッケは、エビの旨味がギュッと詰まった濃厚な美味しさ。日本ではエビは味とともに食感も楽しみますが、ベルギーのコロッケも、小さなコロッケにエビが丸ごとゴロゴロ詰まっています。エビ以外の具材はあまりはいっておらず、その分エビの美味しさだけを十分に楽しめます。

小エビのコロッケも、上にあげたカルボネードフラマンドと同様、多くのレストランで目にすることができます。多くは前菜としてメニューに載っていますが、メインとして食べることも。マヨネーズやケチャップなどを付け合せに出されますが、小エビの味自体が濃厚なので、ソースはあまり必要ありません。ベルギーだからこその北海のシーフード料理の代表的な一つです。

1位: ムール貝のワイン蒸し

1kg以上のムール貝。上にはセロリなどの野菜がたっぷり

1kg以上のムール貝。上にはセロリなどの野菜がたっぷり

そしてやはりダントツの1位は、ベルギーで食べられる出来立てのムール貝のワイン蒸し。日本ではムール貝はほぼ冷凍の輸入物しか手に入りませんが、ベルギーは北海と接していることから、獲れたての新鮮なムール貝の味わいを楽しめます。価格も安く、日本のレストランで食べるものの半額以下。値段は同じくらいで、量が倍になってサーブされる感じです。

ビールが有名すぎて、ワインの出番があまりないベルギーですが、ワイン蒸しは絶対に白ワインだけのシンプルな味付けがおすすめ。ムール貝が持つ繊細な旨味が堪能できます。ムール貝の蒸し料理は人気なため、お店によっては選択肢を増やすべく中には「ロブスタービスク味」や「カレー味」などすごいものもありますが、ムール貝の味がわからなくなってしまうのでおすすめできません。

シーズンは冬。日本では輸入した冷凍物が多いですが、こちらは産地直送なので生

シーズンは冬。日本では輸入した冷凍物が多いですが、こちらは産地直送なので生

ベルギーで食べて美味しかったものベスト5

あまったスープは塩気が濃すぎることが多いので、パンにつけて食べるとちょうどいいです

ムール貝のおいしいお店はいろいろありますが、初めてのベルギーでも気軽に入りやすくて、お店の人も親切な「シェ・レオン」が一番おすすめです。ガイドブックにも必ず掲載されている人気店ですが、決して観光客向けというわけではなく、味はかなりの本格派。一人旅から家族連れまで入りやすい雰囲気です。ベルギー名物料理をいろいろと気軽に味わいたいなら、日本語で予約できるコースメニューのクーポンがおすすめ。

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BELPLUS編集部

BELPLUS編集部

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