ブリュッセルのランチ、といえば色々な場所が考えられますが、在住者としておすすめしたいのは、王立美術館から10分ほど歩いた場所にあるグラン・サブロン広場周辺です。
グラン・サブロン広場自体にも素敵なレストランはありますが、そこから一本入ったジョセフ・ストゥアン通り(Rue Joseph Stevens)やロルビーク通り(Rue de Rollebeek 39)には、おしゃれで値段も手頃なレストランやカフェが密集しています。観光メインではなく、地元っ子が普段使いするお店が多いため、ぜひブリュッセルっ子になった気持ちでお店に入ってみてください。
ベルギーのカフェでの頼み方やマナー、ぜひ試してほしい名物メニューなどは、下記にまとめました。
ブリュッセル最高裁判所前の「ポラール広場」から、ブリュッセルの街を一望
サブロン広場でランチの後は、10分歩いてブリュッセル最高裁判所へ。ブリュッセルのどこからでも見える巨大建築であり、ブリュッセル中心部より高台に位置することから、目の前に美しい眺望が広がります。芸術の丘からの眺めと比較するのも楽しいです。また、裁判所が面する大通り「ルイーズ通り」は、ハイブランドショップが並ぶブリュッセルの高級エリアとして有名。ショップの建物は古くからの豪邸を活用したものが多く、建物の奥にはカフェやレストランがひっそりと佇んでいることも。ブリュッセルのセレブ・ライフを覗くならこのエリアをちょっと歩いてみてください。
メトロに乗って、ブリュッセル北側へ
ここまでで、見どころが多かったブリュッセル南側エリアは一旦終了です。歩くスペースや寄り道した場所にもよりますが、このあたりで午後3時くらいになっているのがちょうど良いペースです。次は、メトロに乗って南側から北側へと一気に移動します。
最高裁判所の目の前にあるルイーズ(Louise)駅から、2番(エリザベス方面行き)に乗ってArts-Loi駅で一旦降ります。ここで5番(Erasme方面行き)に乗り換えて、サン・カトリーヌ駅で降車すると、ブリュッセルの北部に到着です。全部で20分ほどの乗車になります。メトロの乗り方は、下記の記事を参考にしてみてください。
サン・カトリーヌ教会で黒いマリア像を見学
メトロに乗って再びブリュッセルの中心部に戻った後は、メトロの出口に建つサン・カトリーヌ教会へ。先ほど訪れた最高裁判所を設計したポラールらによって、ネオロマネスク、ネオゴシック、ネオルネサンス様式を取り交ぜて造られました。
教会の裏側には「ビスマルクト(魚市場)」と呼ばれる広場があり、新鮮なオイスターや魚料理が食べられるお店が軒を連ねています。また、気軽に軽食が楽しめる屋台やトラックでの販売もよく出店しているため、お腹が空いたらここで休憩ことをおすすめします。
スーパーマーケットでおみやげ探し
サン・カトリーヌ教会周辺からブリュッセル中心部(グランプラス方面)には、デレーゼ、カルフールなどのスーパーマーケットが多く、手頃なおみやげが見つかるエリアです。バラマキみやげや、ベルギーの美味しいものを手頃な価格で探している方は、この辺りをはしごしてみてください。
特におすすめは、アンスパック大通りに面した大きいスーパーマーケット・デレーゼ。ベルギー生まれのスーパーのため、お土産にぴったりなお菓子などが多く揃っています。ブリュッセル中心部のホテルに宿泊すれば、別の日に立ち寄ることも可能です。