ベルギーの定番おみやげ:雑貨・アンティーク

Aco
ベルギーのおみやげ

ベルギーは、国内のみならず、ヨーロッパ中の可愛い雑貨やアンティーク品が集まる場所でもあります。雑貨やアンティークショップで買うほか、定期で開催されるフリーマーケット(蚤の市)なども要チェック。ベルギーっ子たちが普段使いするセカンドハンドショップでは、安くてかわいい掘り出しものが驚くような値段で買えることも。

雑貨店で買う

白黒の日除けがかわいいDILLE&KAMILLE(ディル&カミーユ)

白黒の日除けがかわいい雑貨ショップDILLE&KAMILLE(ディル&カミーユ)

初めてのベルギーでも気軽に入りやすいのは、ベルギーの街にある雑貨ショップたち。食器や文房具などの生活雑貨からオリジナルの食品まで、色々なものが手に入ります。

オランダ発のDILLE&KAMILLE(ディル&カミーユ)では、ナチュラルでクオリティの高い雑貨が手に入ります。大都市にはかならずある「HEMA」は可愛くて安いグッズ探しにおすすめ。お皿、調理器具を合わせたキッチン用品なら「Casa」の品揃えが圧巻です。

フリーマーケット(蚤の市)で買う

マーケット

値段の交渉が苦手なら、最初から値段が決まっている(品物に値札シールが付いている)お店が安心です。

掘り出し物を探すなら、まずはフリーマーケットへ。観光都市ならば毎日、それ以外の都市では主に週末に、街の中央となる広場や通りで開催されています。観光客相手のマーケットから、朝市と一緒に開催される地元に根ざしたものまで、規模は様々です。古い切手やポストカード、銀食器、リビングの小物、皿、ベルギービールグラスなどがよく売られています。

一番有名なのは、ブリュッセルの2大マーケットである「ジュ・ド・バル広場のマーケット」と「サブロン広場のマーケット」ですが、他にも、アントワープのノートルダム大聖堂周辺で開催されるマーケットや、ブルージュの中心部、ディベル川沿いのマーケットもおすすめです。特にジュ・ド・バル広場のマーケットは毎日開催しているので、旅行中も気軽に立ち寄ることができます。

さらに雑貨さがしを極めるなら、ヨーロッパ中からプロも買い付けに訪れるトングレン(Tongeren)のアンティークマーケットがおすすめです。小さな地方都市の広場や通りが、毎週日曜の朝は雑貨で溢れます。イギリス、ドイツ、アメリカで人気に火がついたため、今でもこれらの国から訪れる人が多く、インターナショナルな客層なのも面白いです。

アンティークショップで買う

ブルージュのアンティーク通り。隣り合うお店もすべてアンティークショップです。

ブルージュのアンティーク通りで。隣り合うお店もすべてアンティークショップです。

一生の思い出に残るアンティーク品や、由緒がはっきりしているもの、そしてきちんと手入れされたものを買いたい時は、街のアンティークショップに行くことをおすすめします。アンティークショップは複数の店が隣り合っていることが多いため、いろいろなお店を一度に回ることができます。

アンティークショップは一見敷居が高そうですが、外から見えるディスプレイエリアには、そのお店の特徴が出ているので参考にしてください。ベルギーの古城から流れてきた、美術館に置いてあってもおかしくなさそうな家具や絵画も販売されています。

雑貨イベントやフェアで買う

雑貨探しが目的の方は、タイミングが合えば、ベルギーのあちこちで不定期に開かれるアンティークマーケットや雑貨フェアに行ってみるのがおすすめです。冬ならば、クリスマスマーケットも雑貨探しの穴場です。クラフト作家が個人出店しているお店では、オリジナルなものが手に入ります。

リサイクルショップへ

ベルギーにも、日本と同じような市民のリサイクルショップがあります。ショップによって売っているものは大きく異なるため、すべての人におすすめはできませんが、中にはびっくりするような掘り出し物が、信じられない値段で売っていることもあります。プレミアがつきそうなノベルティグッズがこのようなお店で見つかったというニュースもあり、お宝探しの感覚で行くのがおすすめです。

この看板をみつけたら、ちょっと覗いてみて

この看板をみつけたら、ちょっと覗いてみて

「De Kringwinkel」は、ベルギーの各都市にある、地元の生活に根ざしたリサイクルショップです。引き取った中古品を手入れし、修理し、もう一度綺麗な状態にしてからお店に並べています。私はお皿やマグなどの食器、部屋に飾る絵(額入り)をこのお店で揃えました。一つ一つはバラバラですが、ヨーロッパらしい可愛いデザインが多く、現在に至るまで愛用しています。

また、一点ものの可愛い洋服をお探しの方へ。ファッションで有名なアントワープの古着屋さんは、ヴィンテージの質のいい古着をたくさん揃えていますよ。

WRITER

Aco

日本での社会人生活を経て、2017年よりベルギーに移住しました。日々のベルギー生活や、現在も勉強中のオランダ語(ベルギー北部の公用語)について書いています。