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世界最大の「洞窟クリスマスマーケット」ファンケンブルグが面白い!

世界最大・最古の洞窟クリスマスマーケット

今回はベルギー国内のクリスマスマーケットではなく、ベルギーから電車で行ける、オランダの有名な「洞窟マーケット」への行き方と感想です。

ヨーロッパのクリスマスマーケットといえば、街の広場に並ぶ出店の数々と華やかなイルミネーション。ですが、オランダのファルケンブルグという街には、一風変わった「洞窟でのクリスマスマーケット」があります。巨大な洞窟の中には、クリスマス雑貨のお店だけでなく、レストランやカフェまでが出店。その世界に類を見ないオリジナリティは「世界のベストクリスマスマーケット」にも何度も選ばれるほど有名で、ヨーロッパだけでなく、世界中からこのクリスマスマーケットを訪れる観光ツアーが組まれているほどです。

背の高いオランダ人も普通に歩けるほど天井は高いです。

背の高いオランダ人も普通に歩けるほど天井は高いです。

そんなファルケンブルグのクリスマスマーケットですが、唯一の難点がベルギー・オランダ・ドイツの主要観光都しからやや離れた場所にあること。ですが、ベルギーからは電車でのアクセスは便利なので、個人で行くのはそれほど難しくはありません。

近くには同じくクリスマスマーケットで有名なドイツのアーヘンやオランダのマーストリヒト、デザイナーズアウトレットモールなどがあります。また、ブリュッセルから行く場合は、リエージュというフランス語圏の駅で乗り換えをしますが、この街のクリスマスマーケットも美しいことで有名です。そのため、クリスマスマーケットの時期にベルギーを旅行するならば、これらの都市と合わせた「1日クリスマスマーケットめぐり」の日を作るのがおすすめです。

ファルケンブルグ クリスマスマーケット情報

開催期間

2017年11月17日から2017年12月23日まで

開催時間

月曜日〜木曜日:11時から19時まで
金曜日・土曜日:10時から20時まで
日曜日    :10時から19時まで
*最終日の12月23日のみ、10時から18時まで

入場料

*クリスマスマーケットの洞窟は2つあります。ここでは、一番大きい”municipal cave (Gemeentegrot)”への入場料を記載しました。

大人:7ユーロ
子供(5歳〜12歳): 7ユーロ
子供(5歳以下): 無料

ベルギーからファルケンブルグへの行き方

ブリュッセルからファルケンブルグへは、ベルギーのリエージュと、オランダのマーストリヒトで乗り換えをする必要があります。マーストリヒトは国外になりますが、ベルギーでは国内チケットと一緒に通常のチケット窓口で購入可能です。国境でのパスポートチェックもありません。

まず、ブリュッセルからIC(快速電車)でリエージュ=ギユマン駅(Liège-Guillemins)へ。そこで電車をマーストリヒト行きのICに乗り換え、30分でマーストリヒト駅に到着します。ここまでの経路は、マーストリヒトに行った時のページで詳しく書きましたので、よければご覧ください。

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そして最後に、マーストリヒトからファルケンブルグ(Valkenburg)へは、快速電車で10分で到着します。ブリュッセルからの時間は2時間ほど。

料金は大人一人の場合片道28ユーロですが、週末に往復する場合は、半額の14ユーロになります。また、上記の路線はユーレイルパスの乗り放題区間に入るため、ユーレイルパスを持っている方は無料になります。

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ファルケンブルグ駅から洞窟マーケットへ

駅から洞窟マーケットへは歩いて10分です。英語やドイツ語があちこちで聞こえたので、有名なクリスマスマーケットだけに、ヨーロッパの他の国から来た人もたくさんいたようです。

ファルケンブルグ駅に着きました!電車の中にはサンタ帽をかぶった人があちこちに。

ファルケンブルグ駅に着きました!電車の中にはサンタ帽をかぶった人があちこちに。

電車は綺麗で快適でした。

車内は綺麗で快適でした。

洞窟マーケットまでの間に、街の中心部と、レストランが並ぶかわいい通りを通過します。洞窟の中にもレストランがありますが、人が多すぎて混んでいる(特にクリスマス直前の1週間)時期は、ここで軽食を食べておくのがおすすめ。

街角の案内図。一番下のKerstgrottenが、クリスマス洞窟をさしています。

街角の案内図。一番下のKerstgrottenが、クリスマス洞窟をさしています。

すでに洞窟っぽい?雰囲気のレストラン通り。

すでに洞窟っぽい?雰囲気のレストラン通り。ベルギーとの大きな違いは、店先のビールのブランドがオランダになったことです。

レストランの席から見えた、崩れ落ちそうな壁。

レストランの席から見えた、崩れ落ちそうな壁。

さらに洞窟の前まで行くと、サンタ帽の行列が!チケットを買う列でした。

律儀に列に並ぶオランダ人。

律儀に列に並ぶオランダ人。

私もすぐに後ろに並びましたが、思ったよりも早く進むので、並んでいたのは15分くらい。入場料を払うと、目の前に洞窟の入り口があります。

ヨーロッパのクリスマスマーケット=ロマンチックという常識を覆すような、ちょっと不気味な人形が跳ねている入り口。入り口の近くには小さな出店があり、周りの人たちは陽気にビールやグリューワイン(ホットワイン)を飲んでいます。

ロマンチック...というよりおどろおどろしい感じの入り口。上には人形が飛び跳ねています。

ロマンチック…というよりおどろおどろしい感じの入り口。上には人形が飛び跳ねています。

入り口から恐る恐る洞窟の中に入ると、出てきたのがこの巨大壁画!

本気で怖かった壁画

本気で怖かった、謎のおじさんの壁画

…かなりびっくりしました。でも、この洞窟マーケットは、こういう「ちょっとホラー」テイストが売りのようです。確かに、他のクリスマスマーケットとは一線を画す、洞窟の閉所性を生かしたオリジナリティは、ここ以外では決して体験できません。

今回のテーマも「サンタが何者かに誘拐された」という物語が背景にあるようで、洞窟のあらゆるところに、誘拐されたサンタとそれを追う妖精たちがシーン別に登場していました。

誘拐後、緊縛されたサンタ。ちょっとかわいそう

誘拐後、緊縛されたサンタ。ちょっとかわいそう

地図を元にサンタを探す妖精たち。こういうヨーロッパの人形、子供の時に怖かったです。

地図を元にサンタを探す妖精たち。こういうヨーロッパの人形、子供の時に怖かったです。

暗い洞窟を手探りで歩く

洞窟は奥へ奥へと伸びていくのですが、長いだけでなく幅も広いです。狭いところをくぐりぬけるような洞窟を想像していたのですが、実際は外と同じ感覚で歩けます。

途中には、レストランが丸々入るような広いエリアや、2階建てのビルの高さを吹き抜けにしたような開放感のあるところもあり、これまで持っていた洞窟のイメージとは大きく違っていました。

2階の高さにある場所。歩いている人が見えます。

2階の高さにある場所。歩いている人が見えます。

レストランやショップは?

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BELPLUS編集部

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