一度は泊まりたい！ベルギーの超豪華ホテル

世界的なホテル格付け「ルレ・エ・シャトー」認定ホテルも

ルレ・エ・シャトーと言われる、ヨーロッパでは有名なホテルとレストランの格付け機関があります。パリに本部を置き、非営利団体として世界中のホテルやレストランの厳選なる審査を行い、セレブの滞在にも耐えうる上質なステイや料理を堪能できる場所に対してのみが、「ルレ・エ・シャトー認定」の看板を掲げることができます。審査は大変厳しく、毎年世界中のホテルからたくさんの申請がありますが、認定されるのはごくわずか。日本では、「あさば」などの高級旅館が認定を受けています。

ベルギーには、「ルレ・エ・シャトー」認定ホテルは全部で4つ。この認定ホテルを中心に、上質なステイが約束される超高級ホテルやオーベルジュ（本格レストラン付きホテル）を集めました。ハネムーンや記念旅行など、こだわりの旅におすすめです。

ルレ・エ・シャトー ホテル・ヘリテージ（ブルージュ）

ブルージュのルレ・エ・シャトー認定ホテル。ブルージュのちょうど中心にあるマルクト広場から50mと、観光にはこれ以上ないロケーションにあります。1869年に個人の邸宅として建設され、後に銀行家の手に渡ったこの豪邸は、19世紀のクラシックな内装を保ったまま、ホテルとして改装されました。

マルクト広場の鐘楼から中世の街並みを眺めるにも、小舟で運河クルーズをするにも、馬車に乗って市内を一回りするにも便利。すぐ近くにはブルージュの有名なチョコレートショップも並びます。

ルレ・エ・シャトー認定ホテルは、広大な敷地を持つ郊外のホテルが多いのですが、ここは都市部の真ん中にある貴重なホテル。街全体が美術館と呼ばれるブルージュの滞在が、とっておきのものになること間違いなしです。

シュタイゲンベルガー ウィルチャーズホテル（ブリュッセル）

ブリュッセルのルイーズ地区は、ルイ・ヴィトンやシャネルのショップが並ぶ豪華なエリアで、個人的におすすめの高級ブランド専門中古ショップもある、ベルギーの青山のような(?)おしゃれな場所です。そんなルイーズ地区の中心部、メトロの駅からも歩いてすぐの場所にある高級ホテルがこの「シュタイゲンベルガー ウィルチャーズホテル」。道を歩いていて、突然現れる（角を曲がったところにあるので）巨大な白亜の建物には圧倒されます。

ルイーズ地区は、世界遺産に認定されたオルタの邸宅など、美しい建物や優雅なカフェ、レストランも多く、ホテルの窓からそれらの美しい景色を眺めながら、優雅なひと時を楽しめます。

マノワール ド レビオル（スパ）

ベルギー南部のワロン地方、スパにあるカントリーハウスを改装した豪華なホテル。スパはベルギーではミネラルウォーターの生産地として有名な通り、アルデンヌの森に育まれた豊かな水が人気のリゾートエリア。カジノやベルギーでは珍しい温泉プールもあり、ヨーロッパのバカンスの雰囲気を保っています。

マノワール ド レビオルの人気の秘密は、荘厳な建物や、ヘリコプターの離着陸が可能な豪華な庭園やだけでなく、スパやマッサージの本格的なトリートメントが受けられることと、ホテル内のレストランの食事が美味しいこと（どちらも事前予約が必要です）。車でしか行けない場所にあるので、レンタカーを借りて、この地方に点在する古城巡りをしながら、優雅な旅が楽しめます。

ロッコ フォルテ ホテル アミーゴ（ブリュッセル）

グランプラスの裏のレンガの高級ホテル、と言えば地元っ子にも通じるほど有名なロッコ フォルテ ホテル アミーゴ。グランプラスからセルクラース像がある通りを除くと、もうホテルが目の前に。グランプラスには面していませんが、徒歩0分のベストロケーションで、早朝から深夜まで、好きなだけ世界遺産を楽しめます。ベルギー王立美術館（徒歩15分）をはじめとして、ほとんどの人気名所へ歩いて行くことができます。

ロッコ フォルテは、ヨーロッパを中心に古城ホテルやリゾートホテルのみを少数展開する高級ホテルチェーンです。このホテルはベルギーの中心部にあることを生かして、マグリットやタンタン（現在非公開）など、ベルギーの芸術家をテーマにした特別ルームがあるのも特徴。ホテルのレストランも評判が高く、朝食も充実しています。

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