MAD(ブリュッセルのファッションとデザインの美術館)について
2017年4月にオープンした、白い空間の屋上にペントハウスの建つMAD。築60年以上のオフィスと倉庫を、建築事務所V+(Vers Plus de Bien-être)とRotor のデザイナーがリノベーションしました。コンセプトは、ダーティーホワイトキューブ。外観はそのままで、中を一部解体し、らせん状の外階段やゆがんで映る鏡など、遊び心を加えた建物に仕上げています。新旧の材質は異なっていても、全体的に色が白いため、統一感のある建物です。 吹き抜けガラス張りで開放感のある下のフロアでは、ファッションやデザイン関連の展示会、セミナー、イベントなどを開催。上のフロアは、デザイナー・イン・レジデンスやコワーキングスペースとして利用されています。カフェもありますよ。 デザイナー・イン・レジデンスに滞在するピエール・エマニュエル・ヴァンデプッテ。彼の作品『Handymade in Brussels』は、グランプラスで建物の改装が行われた際に足場から吊り下げられていた防水シートに印刷をして、バッグに仕立てたもの。バッグには1〜480番の金属板がつけられていて、そのバッグが防水シートのどの位置にあったかわかるようになっています。この作品は大好評だったため、2日で売り切れてしまったそうです。基本情報
- 名称
- MAD(ブリュッセルのファッションとデザインの美術館)
MAD
- 住所
- 10 Place du Nouveau Marché aux Grains, 1000 Brussels
( 地図アプリで場所と行き方を見る)
- 最寄駅
- サント・カトリーヌ駅(メトロ1・5号線)
- 営業時間
- 水曜日~日曜日:11:00~18:00(時間はイベントにより異なる)
- 休業日
- 月曜日、火曜日
- 料金
- 無料
- トイレ
- 有
- URL
- 公式サイト
*2019年時点の情報です。(ご利用上の注意)