グランプラスでできること
ベルギーで最も有名な観光名所である、ブリュッセルのグラン・プラス。110m x 70mの石畳の広場を囲むように、贅を凝らした美しい建物が並んでいます。
グラン・プラスの歴史や、これらの建物がギルドハウスと呼ばれている由来については、下の記事をご覧ください。
グラン・プラスはただ眺めて楽しむだけでなく、建物の1階にある多くのショップ・レストランで買い物や食事を楽しむことができます。多くのレストランは広場に張り出すような形でテラス席を設けており、朝早くから夜遅くまで食事やカフェを楽しむことができます。
ひとこと:グランプラス内のカフェ・レストランは一般の同クラスお店と比べるとかなり割高です。価格には美しい建物や風景も含まれると割り切った方がいいでしょう。
全体マップ

Aエリア…有名ショコラティエが並ぶ

ゴディバ、ノイハウス、マリーなどの王室御用達店や、おみやげにぴったりのチョコレートが多いブリュイエール(Bruyère)などのショコラティエが集中するエリア。それらに囲まれるように、La Chaloupe d’Orというベルギー料理のレストランがあります(上記写真中央)。
Bエリア…カジュアルなブラッセリーが中心

手軽な価格帯の3つのブラッセリーに、何故か突然ギリシャ料理のレストランがあるエリア。このエリアのすぐ奥の道には観光名所が続くため、常に人が行き交います。市庁舎が目の前にあり眺めが抜群なので、ここでビールを飲みながら夜のライトアップを見るのもおすすめ。

Cエリア…人気カフェ、レストランが集う一番おすすめのエリア。スターバックスも。

ギルドハウス(かつての様々な産業の組合支部があった建物。産業を表す装飾が見られます)が並ぶこのエリアには、カフェ・レストランが密集しています。お店の数も多く、テラス席の規模も大きいため、他で席が見つからない時はこのエリアで探してみてください。
人気レストランLe Roy d’Espagneと、Maison de la Brouetteが隣り合っています。グランプラスでベルギービールを飲むなら、この二つのテラス席がおすすめです。市庁舎と王の家に挟まれた完璧なグランプラスを眺めることができます。


真ん中にはスターバックスがあり、ブリュッセルの限定グッズを販売しています。

- Le Roy d’Espagne
- Maison de la Brouette
- Starbucks
- Cafe Liegeois
Dエリア…カール・マルクスも愛した建物と高級レストラン

白鳥の家(La Maison du Cygne)と呼ばれるこの建物は、15世紀にはホテルでした。現在は、グランプラスでも有数の高級ベルギー料理レストランとして営業しています。他のレストランと比べると値段が高いですが、それだけの価値がある場所です。
この建物を愛したカール・マルクスが、ここでイベントを開催したり、お正月を過ごした場所として知られています。店内には、マルクスにゆかりがある絵画やパネルも展示されており、歴史の重みを感じることができます。
Eエリア…日本語メニューもある人気レストラン2軒

日本語メニューがあり、昔から日本人にも人気のレストラン’T Kelderkeと、まるで隠れ家!レンガでできた洞窟のような店内が印象的なCave du Roy(王の洞窟)という二つのレストランがあります。どちらも正統派のベルギー料理が食べられます。
- ‘T Kelderke
- Cave du Roy(ネット予約可)