「マダム」と「マドモアゼル」の使い分け

Aco
ヨーロッパ旅行のFAQ

マドモワゼルは若い独身の女性、マダムは既婚女性か年を召した方、と一般的には言われています。

なので、30代ならば本当はマドモワゼルが正しいのかもしれません。

しかし、マドモワゼルは一人前でない、という意味が含まれることもあるので、マダムというほうが失礼に当らないでしょう。

日本の場合、女性は若い方がいい、という傾向にありますが、フランスの場合、大人の女性の方が魅力的、という文化です。ですので、フランスの方はマダムと言われても「結婚していないのに」と悲しい気分にはなりません。独身かどうかはっきりわからない時も、マダムを使ったほうが無難です。

アジア人は童顔のため年よりも若く見られがちですが、マダムと言われたら大人の女性と思われた証拠、と好意的に受け止めましょう。

レストランやデパートなどではなく、近所のパン屋さんなどもっと気軽な関係でしたら、親しみをこめてマドモワゼル、と言われるケースもあるかもしれません。

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Aco

日本での社会人生活を経て、2017年よりベルギーに移住しました。日々のベルギー生活や、現在も勉強中のオランダ語(ベルギー北部の公用語)について書いています。