ブリュッセルのムール貝の名店シェ・レオンに行ってきました

ムール貝を食べるならここ!地元シェフ推薦、ブリュッセルのベルギー料理レストラン

BELPLUS編集部
カフェ・レストラン ブリュッセル

イロ・サクレのレストランについて

ブリュッセルのレストラン街として有名なイロ・サクレ(Ilot Sacré)エリア。狭い通りにオープンテラスのレストランがひしめき合う様子は、さながらヨーロッパ映画の1シーンのよう。グラン・プラスからも歩いてすぐなので、ブリュッセル観光のランチやディナーには便利な場所です。

ですが、イロ・サクレは、「おすすめ」と「おすすめできない」が大きく分かれる場所でもあります。

通り全体の雰囲気は良く、日本語メニューを用意しているところも多いので、日本語で注文したい時は安心。

その一方で、観光客が多いエリアということを利用した、悪質な客引き(レストランの前にずらりと並び、日本語で声をかけてきます)、メニューの二重価格(日本語メニューだけ値段が非常識)、席が空いているのに端の狭い席に案内する、勝手なサービス料の請求、も後を絶ちません。少なくとも上のケースは、実際に体験した人たちから聞いたものです。

おすすめレストラン Chez Léon(シェ・レオン)

そんな時、当時、ベルギーのことをあまり知らなかった私に、たまたま知り合いだったベルギー人シェフの女性が「ベルギーの料理をいろいろ楽しむには最適なお店」と紹介してくださったのが、このイロ・サクレ地区にある「シェ・レオン」です。

世界中のガイドブックで紹介されている定番のお店ですが、何度行っても期待を裏切りません。

シェ・レオンは、レストラン通りのちょうど真ん中くらいにあります。ベルギーの歴史ある建物は、他のお店と比べても一際大きくて壮観。春から夏にはテラス席も出て、赤と白のギンガムチェックのテーブルクロスが目立ちます。

レストラン街の真ん中ですが、角にあるので見つけやすいお店です。

レストラン街の真ん中ですが、角にあるので見つけやすいお店です。

店内は木を基調としたあたたかい雰囲気で、十分ベルギーらしさを堪能できますが、晴れた日や暖かい日の夜はテラス席がおすすめです。他のレストランを眺めながらムードいっぱいの食事ができます。出迎えてくれたウェイターに Je prefere le terrasse. (ジュ プレフェール ル テラス【テラス席にしてください】)と伝えてみてください。空いていればすぐに座れます。

ブリュッセルのムール貝の名店シェ・レオンに行ってきました

お天気がいい日は座りたいテラス席。春から初秋まではランチにも、ディナーにも使えます。

テラスに座って、まずはベルギービールで乾杯。地元のブルワリーに頼んでレストラン専用に作られているビールは軽い味わいで魚料理とよく合います。

P1110401

ムール貝は、大きなバケツいっぱいに入ってきます。

Chez LEON

ワイン蒸しの他にも、ムール貝のグリルやスープなど、ムール貝のメニューが充実しています。ムール貝はどれを頼んでも20ユーロ前後で、日本のレストランで食べる場合の半額です。さらに、12歳以下のお子様のいる家族連れの場合、お子様の食事が無料になるサービスメニューが用意されています。

家族で行くと、12歳以下のお子様無料のサービスメニューがあります。

家族で行くと、12歳以下のお子様無料のサービスメニューがあります。

ブリュッセル観光でお腹がすいたらぜひ行ってみてください。

一番わかりやすい行き方は、ギャラリー・サンチュベールのちょうど真ん中にあるイロ・サクレ地区への入り口から行くこと。50mほど坂を降りるとすぐに右手に見えてきます。

一番わかりやすい行き方は、ギャラリー・サンチュベールのちょうど真ん中にあるイロ・サクレ地区への入り口から行くこと。50mほど坂を降りるとすぐに右手に見えてきます。

ブリュッセルのムール貝の名店シェ・レオンに行ってきました

緑のサインがとても目立ちます。レストランの隣にはフライドポテトのお店も併設。こちらも美味しいです。

シェ・レオン(Chez Léon)

住所:18 Rue des Bouchers、1000 Bruxelles
行き方:グラン・プラスからは歩いて5分。ギャラリー・サンチュベールの中央を左折してすぐ。
営業時間:日曜から木曜:11:30〜23:00
土曜と日曜: 11:30〜23:30
予算:★★ 一人30ユーロ〜
その他:ネット予約可

 

WRITER

BELPLUS編集部

BELPLUS(ベルプラス)は、ベルギー在住者が共同で運営するメディアです。旅行に役立つ情報のほか、現地長期滞在、留学生のための生活情報もお届けしています。