ヨーロッパ旅行の楽しみは雑貨探し
ベルギーは、ヨーロッパの中心にあり、昔から貿易で栄えた街。いろいろなカルチャーがミックスされた、ヨーロッパ中の雑貨や骨董を集めた蚤の市(ブロカント)やヴィンテージマーケットには、世界の古いもの好きが集まります。
そんなベルギーの中心であり、フランス語とオランダ語の二つの公用語を持つブリュッセルでは、毎日のように、様々なエリアでマーケットが開かれています。その中から、雑貨や洋服が中心で、個人旅行におすすめのマーケットを集めました。木箱に入ったガラクタっぽいものが、日本では手に入らない思わぬプレミア品だったりすることも。

小さな陶器から絵(額付き)まで、すべてベルギーのマーケットで買ったものたちです。フランスやイタリアの雑貨も手に入ります。
ベルギー滞在中は、一度はマーケットを訪れてみることをおすすめします。
ブリュッセルのマーケット一覧

開催曜日:毎日開催。平日は朝7時から午後2時まで、週末は朝7時から午後3時まで。
ひとこと:ブリュッセルで最も規模の大きい蚤の市。アンティーク家具からガラクタまで様々な商品が朝から広場いっぱいに並びます。地元の人も訪れますが、観光客が多く英語も通じるため、初心者も買いやすい雰囲気です。
このマーケットの特徴は、掘り出し物は週末に集中することと、値札がついていない商品が多く、その気になれば値段の交渉にチャレンジできることです。マナーとしては、大幅な値下げ(半額以下)を要求しない、値下げしてもらった時は一緒に小物も買う、などのちょっとした心遣いがあるとぐっと楽しくなります。

開催曜日:アンティークマーケットは週末のみ開催。土曜日は朝9時から午後5時まで、日曜日は朝9時から午後3時まで。
毎週木曜日は、Marché Gourmet du Sablonと呼ばれるフードマルシェが午後3時から午後9時まで開催。
ジュ ド バル広場と並んで、ブリュッセルで最も有名なマーケットの一つ。ジュ ド バル広場から歩いても10分なので二つをはしごすることも簡単です。
30年以上経過した骨董品だけにこだわったショップが並びます。木曜日のフードマーケットは、夜9まで合っているのでここで簡単なディナーも○。周囲にはカフェやショップも多く、お買い物に最適なエリア。

開催曜日:毎週日曜日の朝7時から午後1時まで。
ブリュッセル南駅すぐそば、テールヌーヴ通り(Rue Terre-Neuve)に広がる中規模のマーケット。駅に早く着いた時や電車の待ち時間に気軽に立ち寄れます。食料品から服、雑貨までいろいろ揃っていますが、特に目を引くのは自転車の国ベルギーらしい、自転車の部品(日本製もありました)やスクーター。持ち帰ることはできませんが、ヨーロッパのクラシカルなスクーターは見ているだけでも楽しいです。

開催曜日:火曜〜金曜は午前11:30から午後6時まで、週末は午前10時から午後4時まで。日曜定休
ブリュッセルっ子に大人気の「安くて美味しい」野菜が揃うマルシェ。日本にはない様々なオーガニック野菜や食品がところ狭しと並びます。屋内のため雨の日も行きやすいです。すぐ近くには「Théâtre Les Tanneurs」という美しい劇場もあります。上にあげたサブロン広場からも、ルイーザ通りからも徒歩13分。

開催曜日:木曜〜日曜:午前10時から午後7時まで
ブリュッセル中央駅からグランプラスに向かう途中にあるアゴラ広場で開催されるマーケット。観光客向けの土産物中心であまり素敵なものはありませんが、マーケットの雰囲気を味わったり、安いお土産を大量に購入するには便利です。
どこがおすすめ?
ヨーロッパのかわいい雑貨を探すなら、ブリュッセルではジュドバルの蚤の市とサブロン広場の蚤の市は外せません。
嬉しいことに、この二つは徒歩で13分程度の近さなので、1日で両方回ることも可能。さらに、この二つをつなぐ二つの道にはアンティークショップやかわいいカフェも多く、1日雑貨巡りの旅が楽しめます。

サブロン広場の蚤の市は、30年以上経過した年代物しか売らないというポリシーです
雑貨巡りの旅について
私たちと同じように「雑貨巡りの旅」を考えていらっしゃる方に、ベルギー限定になりますが、自分たちがこれまで経験した中から思うことを書いてみたいと思います。
まず、雑貨巡りの時の服装は、かならず汚れてもいいシンプルな服に、歩きやすいフラットシューズが基本です。特にジュドバルの蚤の市は広いため、ひとつひとつのショップをじっくり見ていると知らない間にかなり歩きます。周辺の道はでこぼこした石畳のため、高いヒールの靴は、買ったものを持ち帰ることを考えても避けたほうが無難です。
個人的には、一度きれいめな服装をしていたとき(後でレストランに行く予定がありました)にジュドバルの蚤の市に立ち寄った時は、かなり値段を高めに言われたと思います。マーケットの出店者ももちろん商売なので、一見さんに対しては、相手を見て値段をつけるのが普通です。あまりボロボロの服で行く必要はありませんが、ちょっとドレスダウンしてカジュアルな服で行くほうがお得な旅ができるかもしれません。
雑貨巡りをする場合、ホテルはブリュッセル中心部に宿を取ってください。持って帰るのが簡単なだけでなく、蚤の市は現金でのやりとりが主なため、買ったものを持って治安の悪い地域を歩いていると、たくさん買い物をしている=現金をたくさん持っていると思われる可能性があります。
治安については上で詳しく書いていますが、蚤の市に行くならブリュッセル中心部エリアか、サブロン〜ルイーズエリアが便利です。ジュドバルの蚤の市の西側と南側、ブリュッセル南駅と繋がるエリアは、あまり治安がよくないためお勧めできません。
最後に、上でご紹介した「タナールのビオマーケット」やサブロン広場のグルメ・マルシェを中心に、ブリュッセルには美味しい野菜や果物、パンなどの生鮮食品もたくさんマーケットで買うことができます。アパートホテルに滞在して、ローカルの雰囲気を味わいながら買ったものを料理する旅もおすすめです。