ベルギーのレストランのイメージ

パリより○○!? 遠出してもベルギーのレストランに行くべきな理由

美食を楽しむならパリよりベルギー。その理由と、今ベルギーで大人気のおすすめレストランをご紹介します。

パリよりベルギーのほうが美食が楽しめるわけ

東京の神楽坂は、言わずと知れたフレンチ激戦区です。その中でも特に、おかんが大好きなフレンチのお店があります。元花街であることから、和の建築物を改装した「和風フレンチ」も多い神楽坂ですが、このレストランは、この一角だけがフランスの田舎町になったかのような本格派。内装も、南フランスのレストランのような、派手すぎず、地味すぎずのとてもいい感じなんです。

イタリアンジェラートやヨーロッパアンティークで食べるお寿司のお店も。
イタリアンジェラートやヨーロッパアンティークで食べるお寿司のお店も。

そんな素敵なレストランのシェフと、ベルギーのレストランの話で盛り上がりました。シェフはヨーロッパに行っても観光は控えめにして、その分いろいろな高級レストランを食べて回る職人魂の方。ちょうど「ベルギー美食紀行」(古いですが、日本語で書かれたベルギーレストランの分厚いガイドブックです)を読んだばかりの私は、パリとベルギーのレストランの違いについて話し合い、オーナーの「今、美食を味わうならパリよりベルギー!」の言葉にうんうんとうなずきました。

それは…お金なんです。

実は、ここ数年、パリの高級レストランの食事料金はうなぎのぼりです。ブランドイメージが高く、中国やアラブの富裕層が沢山訪れるパリでは、住宅の価格と同じく、話題のシェフが手がけるレストランや、ミシュランで星がついたレストランなどは、話題になると同時に世界中からの客が押し寄せ、一気に料金が上昇します。

例えば、今一番人気のパリのミシュラン星付レストラン。ここのコース料理は、ワインのペアリング(料理にあったワインをサーブしてくれるコース)無しでも一人400ユーロ(4万7千円)。ワイン付きの場合、6万円近くになります。この価格帯でも、ぜひ行きたいという人がいる限り、料金はどんどん上がるばかり。パリのレストランはちょっと料金バブルになっているのでは…とすら感じます。

日本からたまに行くだけなので、行くたびに「パリのレストラン、値段上がってる」と思ってます
日本からたまに行くだけなので、行くたびに「(また)値段上がってる」と感じます。

その点ベルギーは、まだそのようなレストランのバブルはなく、同じレベルのレストランが、パリよりもかなり良心的な価格で楽しめます(パリがひどすぎるだけという気もしますが…)。だからといって、決して安っぽいというわけではありません。ベルギーにも、世界から有名人が足を運ぶ有名レストランがたくさん存在しますが、それらはまだ「人が押し寄せる」というレベルには達しておらず、静かな高級感を漂わせています。

パリ旅行でも、足を伸ばして美食のためにベルギーへ

せっかくのヨーロッパで、一流レストランで素敵な食事を楽しみたい方におすすめなベルギー。たとえパリがメインの旅行でも、高速鉄道でベルギーに日帰りだって可能です。高速鉄道は早く予約すれば6,000円程度の安いチケットが買えるため、ベルギーでレストランに行ったとしても、パリで行くより総額は安くなることも。

ベルギー〜パリ間の鉄道チケットの買い方
パリからベルギーに行く場合、ベルギーに数日間滞在する方や、日帰りでも自分のペースで観光したい方は、自分で特急電車「THALYS(タリス)」のチケットを買って移動するのがおすすめです...

パリからでも行きたいベルギーのミシュラン二つ星レストラン:t’Zilte

365℃全ての席から景色が楽しめるレストラン。
360℃全ての席から景色が楽しめるレストラン。

ベルギーにも数多くのレストランがありますが、一番おすすめできるのが、ベルギーらしさがあって、2016年現在ミシュランで二つ星を獲得している「t’Zilte」。発音が難しいですが、「ジルテ」と呼びます。ちなみに、上記のフレンチシェフもt’Zilteはおすすめだそうです。

t’Zilte

このレストランはアントワープ美術館(MAS)の上部にあり、全ての席からアントワープの大パノラマが楽しめます。ネロとパトラッシュが眠るノートルダム大聖堂、れんがづくりの屋根を見下ろす住宅街、そしてアントワープを代表する運河など、どの席に座っても見どころがたくさんです。

運河沿いに建つMAS美術館の入り口。建築がとても面白いんです
運河沿いに建つMAS美術館の入り口。建築がとても面白いんです

美術館に付属しているカフェやレストランは、観光客向けのデリのようなところが多いため、美味しいところが少ないというイメージがありますが、ここはベルギーの有名シェフであるViki Geunesが指揮をとるレストラン。収容人数が多めなのに、きめ細やかなサービスが、さすが二つ星の名にふさわしいと感じられます。

そして、上のほうでも書いたように、お値段はミシュラン二つ星なのにとても控えめ。6コースのメニューなら、ワインのペアリング無しで130ユーロ(1万5千円)、ワインを入れても195ユーロと良心的。パリの二つ星レストランでこの値段で食べるのはちょっと難しいのではないでしょうか。

窓から見えるアントワープの大パノラマ。こちらはノートルダム大聖堂側です。
窓から見えるアントワープの大パノラマ。こちらはノートルダム大聖堂側です。

旅行者に嬉しいネット予約可能

t’Zilteが私たち日本からの旅行者にとって嬉しいのは、サイトからネット予約ができること。ただし超人気店のため、日程が決まったらすぐに予約することをおすすめします。ランチ・ディナー共に予約可です。
最後に、注意しておきたいのは、レストランは土日はお休みのため、予約は平日のみ可能となります。

t’Zilte

レストランから見える運河の様子。晴れた日はクルーザーがたくさん見えます。
レストランから見える運河の様子。晴れた日はクルーザーがたくさん見えます。
レストランの後は、アントワープの港から運河クルーズを楽しみました。
レストランの後は、アントワープの港から運河クルーズも楽しめます。MAS美術館の目の前が乗り場です。

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