グルートゥーズ博物館について
1955年にオープンしたグルートゥーズ博物館では、貴族がどのように生活していたかを再現。フランドル伯やブルゴーニュ公に仕え、ビール醸造の際に使用する薫草(くんそう)の調合・販売権を持っていた貴族・グルートゥーズ家の自宅を利用した博物館です。 15世紀から19世紀までの間にブルージュで作られた、タペストリーや食器、レース、家具など、貴重な品々を展示しています。部屋には番号がつけられていて、1番の部屋にはカール5世の胸像が飾られ、17番は聖母教会の祭壇をガラス越しに臨むことができる小部屋になっています。 もともと、薫草を貯蔵するための倉庫でしたが、15世紀にヤン・ファン・グルートゥーズによって後期ゴシック様式の邸宅に変えられました。レンガ製の建物内には27の部屋があり、その内の1つの部屋は、隣接する聖母教会の礼拝に自宅から直接参加することができるように造られています。ヤンの息子・ロードウェイクは、ブルゴーニュ公国の外交官としても活躍しました。 目の前にはミケランジェロの聖母子像がある聖母教会と写真スポットで有名なボニファシウスの橋、近くにはグルーニング美術館や救世主大聖堂もあります。ブルージュの運河クルーズ乗り場もこのすぐ近くです。
ブルージュはかつてヨーロッパで最も栄えた都市でした。この美術館では当時の暮らしぶりを見ることができます。©Sarah Bauwens

入り口の看板はシンプルなので見過ごさないように注意©Sarah Bauwens
基本情報
- 名称
- グルートゥーズ博物館
Gruuthusemuseum
- 住所
- Dijver 17 , Brugge
( 地図アプリで場所と行き方を見る)
- 最寄駅
- Brugge O.L.V. Kerk(バス1・6・11・12・16番)、ブルージュ駅からも歩いて15分
- 営業時間
- 火曜〜日曜: 09:30 - 17:00
- 休業日
- 月曜、祝日
- 料金
- Musea Brugge の利用で入場料が無料になります大人(26歳〜64歳): 12ユーロ 65歳以上:10ユーロ 25歳以下:10ユーロ 17歳以下:無料
- トイレ
- 有
- URL
- 公式サイト
*2020年時点の情報です。(ご利用上の注意)