
1910年に創業した、100年の歴史を誇るショコラティエ。アンリ・ヴィタメールがブリュッセルのサブロン広場に開いた本店には、今もたくさんの人が彼のチョコレートを買いに足を運びます。
それまでは家庭的なショコラティエだったヴィタメールの名を一躍有名にしたのは、ベルギー王室のフィリップ王&マチルダ王妃のウェディングケーキを製作したことがきっかけで、1999年に王室御用達の称号を手に入れたことです。王室の高貴さを表したウェディングケーキで世界中の注目を集めたヴィタメールは、それ以降もチョコレートやケーキのフレーバーからパッケージに至るまで、高級感がありエレガントなデザインが世界中のチョコレート好きの注目を集めています。

シグネチャー・ピンクがエレガントなヴィタメールのボックス入りチョコレート。大切な人へのプレゼントにぴったりです。©Wittamer
ベルギーで行きたいヴィタメールの店舗

創業当時のヴィタメール本店。©Wittamer

併設のオープンカフェはいつも大人気。ケーキやアイスなどのデザートの他、軽食やデリも販売しています。
ベルギーにはヴィタメールの店舗が複数ありますが、一番のおすすめは創業の地であるサブロン広場店。創業当時のそのままの場所に、今も店舗を構えています。季節ごとに変わる美しいディスプレイもサブロン広場ならでは。ゴディバやピエールマルコリーニなどの他の有名ショコラティエもすぐそばにあり、ギャルリー・サンチュベールと並び、チョコレート・ウォークにはぴったりの場所です。
サブロン広場のヴィタメールの店舗は幾つかに分かれており、チョコレートとマカロン、そしてギフトセットを販売しているショップと、ペストリーやケーキの販売と、それらを食べられるカフェがある店舗に分かれています。さらにカフェが2階(ベルギーでは1階といいます)にあり、チョコレートやスイーツ類だけでなく、サラダやサンドイッチなどの軽食も食べることができます。

左:チョコレートとマカロンのショップ 右上:ペストリーショップとカフェ 右下:V「ヴィタメール・カフェ」©Wittamer
La Maison Wittamer(サブロン広場店)
水曜〜日曜:9:00〜18:00