ファンタジーの世界は現実だった。自由ブルージュ博物館への行き方と見どころ

ファンタジーの世界は現実だった。自由ブルージュ博物館への行き方と見どころ

Museum van het Brugge Vrije
BELPLUS編集部

自由ブルージュ博物館(公文書館内)について

自由ブルージュ博物館は、18世紀から司法裁判所として使われていたルネッサンス様式の建物を利用した公文書館内の博物館です。『自由ブルージュ』とは、ブルージュに関することは国ではなくブルージュに決める権利がある、という意味。館内には、銀色に青の斜線が入った自由を表す紋章が、いろんな場所に飾られています。 公文書館には、1520年から5年間かけて評議員室と会議室の機能を備えた裁判所が造られました。1528年に評議員室に作られたカール5世の暖炉は、フランスとドイツ神聖ローマ帝国の権力闘争に巻き込まれそうになったブルージュ市民が、カール5世(神聖ローマ帝国側)側についたことをアピールするために造ったもの。暖炉は黒大理石製で、その上にはカール5世の像が立っています。 博物館内には、中世ファンタジーの世界にしかないと思っていた、オーク、アラバスター、黒大理石の暖炉、そして多数の王族の装飾品などが展示されています。 自由ブルージュ博物館の入口右側にはアーチ状の抜け道があり、運河方面に抜けることが可能。このページの下に写真を載せましたが、世界中の観光客に人気が高い写真スポットです。いつも混み合っているので、人が少ない写真を撮るには、早朝や夕方がおすすめ。 自由ブルージュ博物館はブルグ広場に面していて、市庁舎聖血礼拝堂もすぐそばにあるので、あわせて見学されることをおすすめします。
ブルージュの自由ブルージュ博物館への行き方、見どころについて

ブルグ広場でまず目を引くのは巨大な市庁舎ですが、自由ブルージュ博物館はそのすぐ隣の公文書館内です。

ブルージュの自由ブルージュ博物館への行き方、見どころについて

建物の下にあるアーチ付きの通りは絶好の写真スポット。美しい石畳とレンガの建物が奥に続きます。

ブルージュの美しさをたくさんの人に伝えたい。旅行写真より

ライオンと熊。熊はブルージュのシンボルで、街のあちこちにかわいい姿を見ることができます。

ブルージュの自由ブルージュ博物館への行き方、見どころについて

アーチ付きの小道を反対側(広場の外)から見た場合。公文書館の建物が道の上で繋がっているのがかわいいです。

基本情報

名称
自由ブルージュ博物館(公文書館内)
Museum van het Brugge Vrije
住所
Burg 11 a , Brugge
( 地図アプリで場所と行き方を見る)
最寄駅
Brugge Wollestraat(バス88・91番)
営業時間
月曜日~日曜日:9:30~17:00
休業日
1月1日、12月25日
料金
Musea Brugge の利用で入場料が無料になります
大人:6ユーロ シニア(65歳~):5ユーロ 17歳以下:無料 (市役所の入場料を含む。チケットは市役所で販売)
トイレ
URL
公式サイト
*2019年時点の情報です。(ご利用上の注意)

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BELPLUS編集部

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