ベルギーの夏時間・冬時間について

アンティークの時計コレクターが集う、ロマンチックな時計博物館へ

Musée le Clockarium
BELPLUS編集部
ブリュッセル ベルギーの観光名所

時計博物館について

*小さな博物館であり、また、郊外にあるため行くのに時間がかかります。周辺は住宅地であり他の見どころはあまりありません。ついでに立ち寄るというのは難しいですが、古い時計が好きな方にはおすすめです。 1999年に設立された時計博物館は、暖炉の上で飾られた陶器製の時計を中心に集めた博物館です。場所は、ブリュッセルの東部郊外にある、1935年に造られたアールデコの家を利用した博物館です。 陶器製の時計は、第1次世界大戦と第2次世界大戦の間に数100万個造られ、ベルギーとフランス北部の家で飾られました。時計博物館では3000点の陶器製の時計と1000点以上の陶器製の装飾品を所蔵し、その内1300点を展示しています。暖炉の上に時計を飾る時は、時計の両脇にその時計用の装飾品(花瓶やろうそく立てなど)をセットで飾るケースが多かったそう。 陶器製の時計は、主に1920年代~30年代にベルギー、フランス、チェコで作られたものです。ベルギーでは炭鉱で知られるワロン地方のボリナージュ、フランスではリモージュ近くのヴィエルゾンを中心に生産。チェコではベルギーとフランス北部に輸出するために、1900年~1939年または1940年にかけて作られました。チェコ製の時計は、細かいステンシル模様が特徴です。第2次世界大戦後は、暖炉用の時計は下火になりました。 4階建ての館内では、2階にフランスとチェコのアールデコの時計、3階にベルギーの時計、4階にはそれ以外のヨーロッパの国で作られたアールデコの時計などを展示。 館内には、大理石やブロンズ製のように見えるもの、中国やオランダの磁器風など様々な工夫をなされた時計が並んでいます。  

基本情報

名称
時計博物館
Musée le Clockarium
住所
163 Auguste Reyers boulevard - 1030 Brussels
( 地図アプリで場所と行き方を見る)
最寄駅
Diamant駅(プレメトロ7番、トラム25番)
営業時間
日曜日(学校のお休み期間以外):15:05~16:30(14:55開場)(フランス語のガイド付きツアー)
休業日
日曜日以外(プライベートガイドを除く)、2017年12月22日~2018年1月11日
料金
大人:6ユーロ シニア:5ユーロ 学生:3ユーロ 子ども(親の同伴):無料
トイレ
URL
公式サイト
その他
3階建てでエレベーターなしのため、身体の不自由な方の訪問は難しいです
*2019年時点の情報です。(ご利用上の注意)

WRITER

BELPLUS編集部

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