ベルギーの通貨「ユーロ(€)」について
ベルギーでは、ヨーロッパの多くの国で使われている共通通貨「ユーロ」が使われています。ユーロは現地では、「€」や「Euro」、「Eur」などと表記されます。紙幣はユーロ単位から、硬貨はユーロと1ユーロ以下の小銭を表す「セント」があります。
ユーロの紙幣について
紙幣の種類は、€500、€200、€100、€50、€20、€10、€5 があります。このうち最もよく使うのが€50、€20、€10、€5の4つ。€100は日本円にすると1万3千円ほどですが、これくらいの金額はクレジット払いする人が多く、また、偽札防止のためにも、現金での支払いは断られる場合があります。そのため、両替の際には€50、€20、€10、€5を混ぜて両替するようにしてください。
€500や€200は高級品を買うときは使えますが、日常生活ではほとんど使いません。(€400のバッグを買うときに€500札を出すのは問題ありませんが、カフェの支払いに€500を出してもほぼ断られます)。
ユーロの硬貨について
硬貨の種類は、€2、€1、50セント、20セント、10セント、5セント、2セント、1セントがあります。硬貨は一般的な支払いのほか、自動販売機などでの飲み物の購入、そしてチップの支払いに使用します。
最近一部のショップでは、2セントと1セントの硬貨を受け付けず、支払合計額のセントの一桁部分を2捨3入、7捨8入(たとえば€7.52の場合は€7.50へ、€7.58の場合は€7.60へ)する場合があります。2セント、1セントは確かにあまり使えないので、BELPLUSスタッフもカフェでチップ代わりに置いていく事があります。
ベルギーでチップは必要?
ベルギーにはチップ文化が無いため払う必要がなく、レシートに書かれている代金(税・サービス料はすでに含まれています)をそのまま支払います。ただし、カフェで取り分けのお皿を追加で持ってきてもらった、席を変えてもらったなど、特別なアレンジや配慮をしてもらって、そのことに感謝の気持ちを表したい場合などは、少額のお釣り(硬貨)置いていくことは多くの人が行っています。(全く払わないという人もいます)
チップを払う/払わないは、現地でも意見が分かれるところ。興味がある方は、レストランで実際にウェイターさんに聞いたリアルな意見をまとめた下記のページをご覧ください。
日本円への両替はどこでする?

成田空港搭乗ゲート付近にある両替所。時間を気にせず落ち着いて両替できます。レートもかなりいいです。
空港には幾つかの両替所があるのですが、いつも行列ができているのと、手荷物検査までは搭乗時間に間に合うかどうかが心配なため、あまりそちらは利用していません。この両替所であれば、手荷物審査後の空いた時間にゆっくり両替できるだけでなく、レートも良く、ユーロの両替率キャンペーンも頻繁に行っています。