レースセンターについて
ブルージュは、16世紀ごろからレース編みの産地として知られ、現在も伝統産業となっています。カール5世が、フランドル地方のベギン会などでのレース編みを奨励したためです。ブルージュのレースはボビンレースという、ボビンを回して交差させながら編む、組みひものような手法。もう1つの主要産地であるブリュッセルのレースは、ボビンレースとニードル・ポイント・レース(針編み)を組み合わせたレースです。 1階の博物館では、タッチスクリーンを使って、ボビンレースの歴史や仕組みなどについて学ぶことができます。日本語の解説もありますよ。2階の教室では、日曜日以外の14:00~17:00に実演が行われています。予約すれば、レース編みを体験することも可能です。 レースセンターのあるバル通りには、ヘット・アポステリーンチェ('T Apostelientje)というレースショップやアンティークレースを見ることのできる民俗博物館もあります。また、ブリュッセルには同じくアンティークなレースコレクションを展示するモードとレースの博物館があります。
古くから使われているレース編みの道具を見学

ブルージュの中心部から少し離れているため、静かで落ち着いた街並みの中にあります© Jan D’Hondt
基本情報
- 名称
- レースセンター
Kantcentrum
- 住所
- Balstraat 16, 8000 Brugge
( 地図アプリで場所と行き方を見る)
- 最寄駅
- Brugge Gerechtshof(バス6・16・88番)。ブリュッセル中心部からは歩いて15分。
- 営業時間
- 美術館: 月曜日~土曜日:9:30~17:00 (最終入場時間は16:30) レースデモンストレーション: 月曜日~土曜日:14:00~17:00
- 休業日
- 日曜日、祝日
- 料金
- 美術館&レースデモンストレーション: 大人:6ユーロ シニア(65歳~):5ユーロ 12〜25歳:5ユーロ 12歳未満:(保護者同伴の場合):無料
- トイレ
- 有
- URL
- 公式サイト
*2020年時点の情報です。(ご利用上の注意)