エラスムスの家について
エラスムスの家は、グランプラスから南西方向にあるオランダ出身の哲学者・神学者であるデジデリウス・エラスムスが滞在した家を利用した博物館です。エラスムスは、1460年代後半にロッテルダムで生まれ、1511年、友人であるトマス・モアの家で書いた『愚神礼賛』で有名になります。1515年、ドイツでルターによる宗教改革が行われた際は、彼の荒々しさが合わず対立することに。ルーヴェン大学に古典語学科を開いたヒューマニストとしても知られています。 エラスムスの家は、1450年~1515年に建てられたゴシック様式の家です。エラスムスは1521年、友人宅であった現在のエラスムスの家に滞在しました。館内には、ハンス・ホルバイン、ヒエロニムス・ボス、クエンティン・マサイスの絵画、彫刻、数1000冊の本などが展示されています。 エラスムスの家には、1987年に造園家のレネ・ペシェールが造った薬草園と2000年に完成した哲学の庭もありますよ。 郊外にあるため、公共交通機関よりも、乗り降り自由な観光バスの利用がおすすめです。また、夜は人気がなくなるエリアなので、特に冬はできるだけ早い時間の訪問をおすすめします。基本情報
- 名称
- エラスムスの家
Maison d'Erasme
- 住所
- Rue du Chapitre 31 B-1070 Brussels
( 地図アプリで場所と行き方を見る)
- 最寄駅
- Saint-Guidon駅(メトロ5号線)
- 営業時間
- 10:00~18:00
- 休業日
- 月曜日、1月1日、12月25日 (月曜日が祝日の場合、開館)
- 料金
- ブリュッセルカード の利用で入場料が無料になります1.25ユーロ(ペギン会院の入場料込)
- トイレ
- 有
- URL
- 公式サイト
*2019年時点の情報です。(ご利用上の注意)