ベルギーの南部にある、崖に沿った街並みが名物のディナンは、楽器のサクソフォン(サックス)の生みの親・アドルフ・サックスの生誕地としても知られています。街の中央にあるアドルフ・サックス通りは、彼にちなんで名付けられました。アドルフ・サックスの像やサクソフォン型のオブジェなどもあります。
ディナンでは4年に1回、サックスの世界大会が開催されます。2014年に開かれた第6回大会では、当時東京芸術大4年だった上野耕平氏が2位、洗足学園音楽大非常勤講師の田中拓也氏が6位に入賞しました。2002年には、原博巳氏が優勝しています。
この大会の参加資格は30歳以下であること。第6回大会には、26ヶ国から109人が選ばれて、コンテストに出場しました。準決勝に残るのは18人で、決勝に残るのは6人です。このコンクールは、世界のサックスコンクールの中で最高峰と言われています。
ディナンでは、ベルギーとルクセンブルクの音楽スクールに通う生徒を対象としたヤング・サクソフォニスト・コンクールや1000人以上のサックス奏者による・グレート・サクソフォン・ラリーというパレードなども開催されていますよ。
イベント詳細
- イベント名
- ディナンの国際サックス・コンクール
(仏) Concours International Adolphe Sax
- 日程
- 2019年10月26日(土)~11月10日(日)
- エリア
- ディナン
- URL
- 公式サイト