世界遺産グランプラスで年に一度開催されるジャズの週末
ジャズになくてはならない楽器、サクソフォン(サックス)はベルギーのサクソフォン氏が発明したということはご存知ですか?クラシック音楽の印象が強いヨーロッパですが、ベルギーではクラシックだけでなく、ジャズも日常の中に溶け込んでいます。
そんなベルギーでは、毎年5月の最後の週末に、世界遺産のグランプラスや聖カトリーヌ教会広場をステージにした「ブリュッセル・ジャズ・ウィークエンド」が開催されます。
グラン・プラスでジャズを聴く、至福のひととき

まだ日の高いうちから、グランプラスは白いテーブルで埋め尽くされます。
数ある会場の中でも、やはり一番人気なのは世界遺産のグランプラス。いつもは何もない石畳の広場に、この週末だけの特設ステージとテーブルが並べられます。自由席ですので、どうしても前の席に座りたい方は早めにテーブルにつくことをお勧めしますが、人の移動が多いため席を見つけるのはそれほど難しくありませんでした。同じテーブルの人とビールを飲みながら世間話などをして、開演を待ちます。

開演前のアーティスト達

テーブルが少しずつ埋まっていきます
期間中は、有名アーティストばかりではなく、ヨーロッパの注目の若手や、地元のjazzバンドまでも至る所でセッションが始まります。路上で買った軽食をつまみながら、お気に入りのアーティストの演奏に耳を傾けるのはこのイベントならではの醍醐味といえるでしょう。

世界遺産の中の特別なライブ
演奏する人も、聴く人もリラックスした気持ちで楽しめるこのイベント。きっと旅の素晴らしい思い出になるはずです。

夜10時近くになり、ようやく暗くなりました
イベント詳細
- イベント名
- ブリュッセル・ジャズ・ウィークエンド
(仏) Brussels Jazz Weekend
- 日程
- 2020年5月29日から31日まで
- エリア
- ブリュッセル
- 開催場所
- グランプラス、聖カトリーヌ教会前広場など市内各所
- 料金
- 一部有料のステージ有
- URL
- 公式サイト