新型コロナの蔓延により大きく変化があった日本からベルギーへの渡航。入国・出国時のワクチン接種や各種証明書の必要性や、ベルギー国内で求められる感染対策などの最新情報をお知らせします。
[行き]日本からベルギーへの入国時に必要な手続き
現在、新型コロナ感染対策に関する特別な手続きは日本出国時・帰国時ともに不要です。
・ワクチン証明書または回復証明書：必要なし
・渡航者位置追跡フォーム（PLF）：必要なし
・必要不可欠な渡航の証明書：必要なし
・日本出発前のコロナ検査：必要なし
・ベルギー到着後のコロナ検査：必要なし
・ベルギー到着後の検疫隔離：必要なし
ベルギーの空港での入国手続きもコロナ前と同じ流れに戻っています。空港での特別な手続きや書類の提出などもありません。
ベルギー国内のマスク状況
ベルギーでは公共の場所でマスクを着用する必要はありません。病院、薬局など医療機関でのみマスクの着用が求められています。
空港・公共交通機関・ホテル・レストランの全てでマスク着用のルールは撤廃されたため、いずれの場所でもマスクを着用する必要はありません。
マスクを着けていても変な目で見られない？
体調等の都合上、どうしてもマスクをつけたまま滞在したいという方もいらっしゃると思います。
ベルギーではマスクをしていない人が大多数ですが、マスクをしていても変に見られることはありません。空港や公共交通機関でもマスクの着用は求められていませんが、つい最近までは着用ルールがあったため、今でも駅や電車内でマスクを着用している人を見ます。（ベルギーはフランス、オランダ、ドイツと鉄道で行き来できることから、車内でのマスクルールが国ごとに異なっていた2021年〜2022年前半は、車内で乗客同士の言い合いを見ることもありましたが、今はそれも解消されています）。
マスクについて一つ気を付けることがあります。現地で病院、薬局などの医療機関を訪問したり医療従事者と会う予定のある方は、一般的なマスクではなく、「FFP2マスク」を持参・または現地で購入することをおすすめします。
FFPはfiltering face pieceの略で、より感染防止効果が高いことで知られており、現地の医療従事者はこのマスクを使用しています。FFP2マスクは日本でもAmazon等で購入できますが、足りない場合は日本でも入手しやすいK95マスクを持参することをおすすめします。
日本で販売している一般的な不織布マスクは、個人が公共交通機関等で利用する分には全く問題ありません。また、手作りのマスクや派手な色柄のマスクも使用は問題ありませんが、マスクをしていない人が大半なので、思ったより目立つかもしれません。
参考情報
https://www.be.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consular_covid19_1.html
https://www.brusselsairport.be/en/passengers/your-travel-planner/covid-19-test-centre-at-brussels-airport
https://www.info-coronavirus.be/en/facemask/