ベルギーからシャルル・ド・ゴール国際空港へは1時間40分
フランスとベルギーを旅行した最終日、日本行きの帰国するフライトはフランスのシャルル・ド・ゴール国際空港から出発するけど、最終日はベルギーに滞在したい。そんな時は、ブリュッセル南駅から出ている高速鉄道TGV(ティー・ジェイ・ブイ)に乗ります。隣の国に行くと聞くと遠く感じますが、乗車時間はたった1時間40分です。
TGVって?

TGV車内のようす©SNCF – Patrick Curtet
TGVとは、ブリュッセル南駅(BRUXELLES MIDI)とシャルル・ド・ゴール国際空港(AEROPORT CDG 2TGV)を結ぶ特急電車です。日本の新幹線と同様に、都市間を高速で移動することができます。直行便で1時間40分。1時間おきに運行するため、朝から夜まで好きな時間帯を選ぶことができます。
新幹線と違うのは、TGVは全席指定であることと、様々な座席プランや早割、特割によって料金が変化すること。このあたりは飛行機とよく似ています。
どの席を予約するにしても、できるだけ早めの予約がおすすめ(旅行日の90日前から予約できます)。乗車日まで2週間を切ると、料金が割高になります。そのため、1週間のヨーロッパ旅行を計画されている方は、出発前に日本から予約するのが一番おトクです。
TGVのチケットを日本語で購入
ブリュッセル〜シャルル・ド・ゴール国際空港を結ぶTGVのチケットは「Omio(オミオ)公式サイト」から予約できます。
まずOmio(オミオ)公式サイトに行き、行き先と人数、往復か片道か、旅行予定日を入力します。出発駅・到着駅には以下を入力してください。
・Bruxelles-Midi, ベルギー
・Paris Charles de Gaulle Airport, フランス
*「特別優待カード」は、欧州全体で使えるフリーパスを購入した人だけ選択してください。フリーパスを持っている場合、わずかな追加料金のみでTGVに乗車できます。
「検索」ボタンをクリックすると、その時間帯に乗車可能なTGVの座席と金額が表示されます。往復で購入する場合、まずは行きの便(Inbound)を選び、次に帰りの便(Return)を選択します。

通勤に使われる時間帯は料金が高くなります。
便を選択したあとは、座席のクラスと窓側・通路側の希望を入力します。乗車日が確定していない方は、ここで返金可能なオプションを選択しておくと安心です。
次に、乗車する人の情報を入力します。当日はパスポートと一緒にチェックされる可能性があるので、パスポートと同じ名前をローマ字入力してください。
入力する情報が多くてあせりますが、一度選んだチケットは20分ほどはあなたのために一時的に確保されているため、安心してゆっくり入力してください。

GoogleやFacebookのアカウントと連携してログイン情報を自動入力することもできます。
次に支払い金額を確認し、クレジットカード情報を入力します。クレジットカード、Paypal、Google Payに対応しています。日本のJCBカード(海外では使えないことが多い)が利用できるのもOmioのポイントです。

日本のJCBカードやGoogle Payでの支払いに対応しているのが嬉しいです
支払いが完了すると、Omioからメールでモバイルチケットまたは予約確認コードが書かれたメールが届きます。これで購入手続きは完了です。
乗車当日の流れ
乗車当日は、モバイルチケットまたは印刷したチケットを持ってTGVが出発するホームまで行き、そのまま乗車します。乗車時のチケットのチェックはありません。
出発後しばらくすると、TGVの制服を来た人がチケットのチェックに来るので、パスポートと一緒にチケットを見せてください。この流れは新幹線とほぼ同じです。
キャンセルや日程変更は?わからないことは?
一度購入したチケットのキャンセルや日程変更、その他乗車に関する質問は、Omio公式サイトのアカウントページで日本語で行うことができます。英語でのメールや電話による問い合わせはなく、急な予定変更でも現地ですぐに対応できるところが本当に便利です。
キャンセルや変更には手数料がかかる場合がありますが、購入した乗車券のタイプによって様々なため、不安な場合はチケット購入時の「キャンセルについて」を確認してください。