角度によって見え方が違う、15〜18世紀の建築様式が混ざるゲントの市庁舎へ

Stadhuis Gent
BELPLUS編集部
ゲント ベルギーの観光名所

ゲント市庁舎について

ゲント市庁舎は、1576年、ゲント講和条約が締結した場所として知られています。ゲント講和条約とは、ウィレム1世が、スペインの支配下にあった地域(南ネーデルラント→現在のベルギーの大半とルクセンブルクなど)とそれに反発する地域(北ネーデルラント→現在のオランダ)の間との戦争を終結させるために結んだ条約です。 ゲント市庁舎はPoeljeマルクト広場に面して建ち、鐘楼と繊維ホールが向かい側にあります。 15世紀~18世紀にかけて建てられたゲント市庁舎。14世紀に、Hoogpoort通りに面した家を3軒購入したのが、建てられるきっかけでした。 1519年~1539年に、最初の建物がフランボワイヤン・ゴシック様式で造られます。16世紀~17世紀にかけては、Poeljeマルクト広場方面にイタリア・ルネッサンス様式の建物が造られました。 18世紀のはじめには、Hoogpoort通りとStadhuissteeg通りの角にバロック風の建物が完成します。 市庁舎内には、紋章の装飾やステンドグラスが美しい「講和の間」や、ロココ様式の「貧民の間」など見どころがいっぱい。内部の見学はウォーキングツアーの参加者に限られるので、見学を希望される方は事前にウォーキングツアーのサイトをチェックしてみてくださいね。

基本情報

名称
ゲント市庁舎
Stadhuis Gent
住所
Botermarkt 1 9000 Gent
( 地図アプリで場所と行き方を見る)
最寄駅
Gent Korenmarkt(トラム1番)
営業時間
外観だけ見る場合:24時間 内部はガイドツアーでのみ見学可能です。 ツアーは5月1日~9月30日の月曜日~金曜日に開催(ゲントフェスティバルの時期を除く) 14:00~16:00
休業日
外観だけ見る場合はなし。ガイドツアーに参加する場合は5月1日~9月30日の土曜日・日曜日・祝日、10月~4月
料金
外観だけ見る場合は無料。 ガイドツアーに参加する場合: 大人:10ユーロ シニア(65歳~):8ユーロ 25歳以下:8ユーロ
トイレ
URL
公式サイト
その他
外観だけ見る場合、トイレは利用できません。 ツアーの詳細はこちらをご確認ください。(英語)  
*2017年時点の情報です。(ご利用上の注意)

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BELPLUS編集部

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