ベルギー国立植物園

ベルギー国立植物園(メイーズ庭園)への行き方

Jardin botanique Meise
BELPLUS編集部

ベルギー国立植物園(ボタニーク・ド・メイーズ庭園)について

国の研究施設としての位置付けのため、ラーケン温室などと比べると花より緑の植物が多いのが特徴です。ヨーロッパや地中海を中心に、珍しい種類の植物がたくさん見られます。

温室のようす

巨大な温室は13つの部屋に分かれています。

巨大な温室は13の部屋に分かれています。

温室の中には巨大な池が。渡りながら植物の名前を学べます。

温室の中には巨大な池が。渡りながら植物の名前を学べます。

見たことがない謎の植物もたくさん

見たことがない謎の植物もたくさん

いかにもベルギーらしい彫像もあちこちに

いかにもベルギーらしい彫像もあちこちに

ベルギーといえば、チョコレート。そのため、カカオの木の解説には特に力が入っていました。ミニ日本庭園も

ベルギーといえば、チョコレート。そのため、カカオの木の解説には特に力が入っていました。ミニ日本庭園も

広大な敷地もお城も楽しめる

このベルギー国立植物園は、実はそれだけではありません。植物園のすぐ隣には、ブーシュアウト(Bouchout)城という12世紀に建てられたかわいいお城があります。ベルギーの有力者の手を渡り続けたこのお城は、最後にレオポルド2世の姉シャーロットが暮らした後、現在はイベントスペースとして公開されています。
最後の所有者、シャーロット©www.plantentuinmeise.be

最後の所有者、シャーロットの絵©www.plantentuinmeise.be

お城の中はかなり自由で、屋上にも上がることができます。見渡せるのは、92ヘクタールにも及ぶ植物園の敷地。遠くはかすんで見えないくらいです。敷地内には、オーベルジュもあります。

お城の全景

お城の全景

美しい門の装飾です

美しい門の装飾です

中はイベントスペースとしてアーティストの作品が展示されています

中はイベントスペースとしてアーティストの作品が展示されています

中世のお城であることを示す、敵の侵入を防ぐ細い窓

中世のお城であることを示す、敵の侵入を防ぐ細い窓

お城の屋上は、柵などは設置されていないので怖いですが、中世そのままの雰囲気です。

お城の屋上にも行けます。柵などは設置されていないので怖いですが、中世そのままの雰囲気です。

昔と同じ風景を楽しめます

お城の塔を見上げます。二つの様式が統合した珍しい建築なんです。

お城の塔を見上げます。二つの様式が統合した珍しい建築なんです。

97ヘクタールの敷地には、他にも植物園のお店やレストランがあります

97ヘクタールの敷地には、他にも植物園のお店やレストランがあります

最後に

不便な場所にあるので、行くのをためらっていましたが、植物園がとても充実していたことと、中世のお城やその周辺を歩けることから、本当にベルギーらしい体験ができたと満足しています。

写真は撮り忘れたのですが、敷地に入るときの門もとても綺麗で、そこから長い1本道を歩いてお城と植物園にたどり着くのは、まるで中世のヨーロッパ映画のようです。観光客も少なく、写真も自由に撮影できます。

ブリュッセルカードを買おうと思ってるけど、どこに行こうかな…と思っている方に特におすすめです。

基本情報

名称
ベルギー国立植物園(ボタニーク・ド・メイーズ庭園)
Jardin botanique Meise
住所
Nieuwelaan 38 1860 Meise
( 地図アプリで場所と行き方を見る)
最寄駅
Meise: Nationale Plantentuin(バス)
営業時間
10/15から3/14まで:9:30 〜16:30 3/15から10/14まで:9:30 〜17:30
休業日
25/12, 01/01, 05/01
料金
ブリュッセルカード の利用で入場料が無料になります
大人:7ユーロ シニア:6ユーロ 学生:3.5ユーロ(学生証の提示が必要)
トイレ
URL
公式サイト
*2017年時点の情報です。(ご利用上の注意)

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BELPLUS編集部

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