ブリュッセル市立博物館(王の家)について
グラン・プラスの中心(広場から見て北東)にあるブリュッセル市立博物館。ゴシック・リヴァイヴァル様式の建築でできた壁は、16世紀にカール5世の名により建てられました。 その後、スペイン・ハプスブルグ統治時代にはスペイン政庁となり、新教徒を監禁する牢獄としても使われたという歴史があります。 今では博物館として、ブリューゲルの絵画やオリジナルの小便小僧像が展示されています。なぜ、王の家?
市庁舎と広場を挟んで対をなす、グラン・プラスの中心である王の家。実は、実際にここに王様が住んだことはありません。まず、15世紀にブラバント公(ベルギー北部地方)の行政庁が置かれ、これを理由に人々は“公の家”と呼び始めました。その後、公がスペイン王になると“王の家”と呼ぶようになったといういきさつがあります。
ブリュッセル市立博物館で見られる美術品
現在は改築され、市立博物館となっています。1階にはピーテル・ブリューゲルの“結婚式の行列”が、3階には有名な小便小僧の衣装コレクションが飾られています。
- ピーテル・ブリューゲル(父)作「結婚式の行列」
- ベルギータペストリー
- 小便小僧衣装コレクション(750着以上)
- その他絵画、彫刻、写真多数

ブリュッセル市立博物館の入り口
基本情報
- 名称
- ブリュッセル市立博物館(王の家)
Musée de la Ville de Bruxelles
- 住所
- Grand-Place, 1000 Brussel
( 地図アプリで場所と行き方を見る)
- 最寄駅
- ブリュッセル中央駅(鉄道)
- 営業時間
- 10時〜17時
- 休業日
- 月曜および祝日
- 料金
- ブリュッセルカード の利用で入場料が無料になります大人 : 8ユーロ シニア : 6ユーロ 学生 : 4ユーロ 18歳以下:無料
- トイレ
- 有
- URL
- 公式サイト
*2019年時点の情報です。(ご利用上の注意)