聖母教会(ブルージュ)について
聖母教会は、13世紀から16世紀にかけて建てられたロマネスク様式の教会です。修復を重ねたため、いろんな時代の建築様式が混在。高さ115.5メートルの尖塔は、レンガ製の塔としては世界2番目の高さを誇ります。 ブルゴーニュ公国時代は、シャルル突進公も礼拝堂として使っていました。そのため、シャルル突進公とその娘であるマリー・ド・ブルゴーニュのお墓があります。 内陣北側の張り出し窓は、現在、グルートゥーズ博物館として使われているグルートゥーズ邸の住人が、直接家から礼拝をすることができるようにするため造られたものです。 イタリア以外では作品を見ることが難しい、ミケランジェロが大理石で造った『聖母子像』は必見です。この作品はもともとイタリアのシエナで飾られる予定でしたが、ブルージュの商人が買い取り、教会に寄進しました。聖母マリアは、ブルージュの守護聖人の1人です。教会内には「十字架上のキリスト」を描いたファン・エイクの絵も飾られています。 周辺には美術館や博物館が多く、向かいにあるメムリンク美術館や考古学博物館を始め、隣にはグルートゥーズ博物館、そして有名なボニファシウスの橋を渡った向こうにはグルーニング美術館があります。
高い塔はブルージュの街のどこからでも目立つ存在です。©Sarah Bauwens

数々の宗教的芸術品を有する、美術館としても評価が高い教会 ©Sarah Bauwens
基本情報
- 名称
- 聖母教会(ブルージュ)
Onze-Lieve-Vrouwekerk
- 住所
- Mariastraat, Brugge
( 地図アプリで場所と行き方を見る)
- 最寄駅
- Brugge O.L.V. Kerk(バス1・6・11・12・16番)。ブルージュ駅からは中心部に向かって徒歩10分。
- 営業時間
- 月曜日~土曜日:9:30~17:00 日曜日:13:30~17:00
- 休業日
- 5月21日、12月25日
- 料金
- Musea Brugge の利用で入場料が無料になります博物館: 大人:6ユーロ シニア(65歳~):5ユーロ 18歳~25歳:5ユーロ 17歳以下:無料 教会の入場のみは無料。
- トイレ
- 有
- URL
- 公式サイト
- その他
*2020年時点の情報です。(ご利用上の注意)