ブルージュから20分。海辺の町オステンドでムール貝を食べる

ベルギー有数のリゾート地、オステンド

ベルギーに数日間滞在する場合、そのうちの半日〜1日をオステンドで過ごすことをおすすめします。

ブルージュから電車で20分で行けるオステンドは、海岸に沿った通りにレストランやカフェが並ぶベルギー有数のリゾート地。夏はバカンスに訪れる人も多く、ヨーロッパのリゾートとして昔から有名です。当然レストランのレベルも高く、中にはブリュッセルに負けない高級レストランも。

ビーチに並ぶデッキチェアやパラソル、日よけの白いテントは、レンタルして借りられます。

海岸通りは新しいリゾートマンションが多いですが、一本奥に入ると伝統的な邸宅が並びます。

クルーザーが並ぶオステンド駅周辺

そんなオステンドで有名なのは、何と言っても海が近いことを利用した豊富な海産物。今回は、Tripadvidorで「一人あたり1kg以上のムール貝が食べられるお店」として大人気の「KOMBUIS」という食堂に行ってきました。

フライドポテトの屋台のような入口。中にはちゃんとテーブルがあります。

写真の通り、外観はレストランというよりいかにも食堂といった感じの気取らないお店です。フリッツ（ベルギーフライドポテト）の屋台のような入口から入ると、思ったより広い奥にはテーブルが並び、すでにたくさんの人で賑わっていました。

一人あたり1kg300gのムール貝がでます。

他の人と同じように、自分も1kg300gのムール貝の白ワイン蒸しを注文。しばらくすると、大皿にたっぷりと盛られた蒸したてのムール貝が運ばれてきました。

1kg以上のムール貝。上にはセロリなどの野菜がたっぷり

豪快な盛付けで、お皿からムール貝が溢れるくらい。これぞ港の食堂といった雰囲気です。

付け合わせのポテトもベルギー風

新鮮なムール貝はとても美味しく、あっという間に食べてしまいました。日本ではこんなにたくさんのムール貝を食べる機会がないので、ベルギーらしい体験だと思います。ベルギーの普通のレストランでもムール貝は一人あたり800g~1kgと多くサーブされますが、ここはさらに一盛り多いという印象です。

残ったスープも美味しかったです。

おしゃれな高級店ではありませんが、その分値段も安いため、たくさんのムール貝を思い切り食べてみたいという人にはおすすめのお店です。すぐ近くは海岸通りなので、散歩の前後にも行きやすいです。