ベルギー古城巡り:エドモンド伯が住んだガースビーク城へ

Kasteel van gaasbeek
BELPLUS編集部

ガースビーク城について

ベルギーの有名な古城のほとんどは、首都ブリュッセルから離れた南部地方の森に点在します。その点、ベールセル城とこのガースビーク城は、行きやすいお城の一つです。 *ベールセル城は公共交通機関でもいけますが、ガースビーク城はレンタカーやツアーの利用をお勧めします。 1240年にブラバント公国を守るための要塞として建てられ、16世紀後半に、ベートーベンの『エグモント序曲』のモデルにもなったエグモント伯の所有に。エグモント伯はグランプラスで処刑されるまで、約3年ガースビーク城で暮らしました。 18世紀後半、このお城はイタリアの貴族・アルコナティ・ヴィスコンティの財産になります。最後の所有者であるアルコナティ・ヴィスコンティ侯爵夫人により、19世紀、現在のネオ・ルネッサンス様式のお城に改築されました。1921年、お城は国に寄付され、1924年から博物館として公開。館内には、15世紀から17世紀のタピスリーや家具、陶器などが飾られています。館内では、現代アートの展覧会なども開催されていますよ。 中庭にあるイタリア様式の庭園から見える風景を、ブリューゲルは『穀物の収穫』に描きました。 ガースビーク城は敷地面積49haからなり、敷地内には、スタッコ天井を持つバロックパビリオンやチャペル、ブラッセリーなどもあります。

基本情報

名称
ガースビーク城
Kasteel van gaasbeek
住所
Kasteelstraat 40 1750 Gaasbeek
( 地図アプリで場所と行き方を見る)
最寄駅
公共交通機関では行きづらいため、専用ツアーかレンタカーで行くことをおすすめします
営業時間
4月1日~11月5日:10:00~18:00(最終入場は17:00まで)
休業日
月曜日、11月6日~3月31日、イースター、イースターの翌月曜日、5月1日、キリスト昇天祭、聖霊降臨祭(ペンテコステ)、聖霊降臨祭の翌月曜日、 7月11日、7月21日、8月15日、11月1日、11月2日
料金
大人:12ユーロ シニア(60歳~):10ユーロ 学生:10ユーロ 18歳未満:2ユーロ 7歳未満:無料 庭の見学のみ:1ユーロ
トイレ
URL
公式サイト
その他
開館終了日は、その年により異なる
*2017年時点の情報です。(ご利用上の注意)

WRITER

BELPLUS編集部

BELPLUS(ベルプラス)は、ベルギー在住者が共同で運営するメディアです。旅行に役立つ情報のほか、現地長期滞在、留学生のための生活情報もお届けしています。