ザハ・ハディド作、アントワープの新名所ポートハウスへ

ポートハウスについて

ポートハウス（現地ではハーヴェンハウスと呼びます）、アントワープ北部のアイランチェ地区にあるアントワープ港湾局の本部です。2016年9月にオープンし、500人の局員がこの場所で働いています。 ポートハウスは、イラク・バグダード出身の建築家ザハ・ハディドが設計を担当しました。下の部分は1922年に造られた消防署だった建物で、上の部分がダイヤモンドや船をイメージさせる形をした新しい建物になっています。なんだか、消防署の上に船が乗って一休みしているようにも見える建物です。 ダイヤモンドの先の部分は、海に向かってせり出したような形になっています。ダイヤモンドは古くからアントワープの町として知られていて、ディアマンテ通りというダイアモンドのショップが並ぶ通りや、ダイアモンド博物館などがあります。 ポートハウスのある広場は、建築家にちなみ、ザハ・ハディド広場と名づけられました。 ポートハウスは港湾局として使われているため、平日の夜と休日に見学ツアーが開催されています。周辺には、ポンプ場施設をリノベーションしたPomphuisなど、レストランもいくつかあるので、帰りに立ち寄るのもおすすめです。

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