ブリュッセル王宮地下のクーデンベルグ遺跡へ

クーデンベルグについて

クーデンベルグは、ベルヴュー博物館の地下にある、クーデンベルグ宮殿の遺跡です。 クーデンベルグ宮殿は、12世紀に城塞から宮殿に改築されました。ブラバント公からフィリップ善良公に統治者が代わった際、フィリップ善良公を城にとどまらせるため、ブリュッセル市は1452年～1460年の間に大ホールを建設します。 ゴシック様式の教会は、16世紀前半、神聖ローマ帝国のカール5世時代に完成しました。1731年、カール6世の姉妹であるマリー・エリザベスが起こした火事のため、宮殿の半分が燃えてしまいます。約40年後、新しい王室を建てるため更地になりました。 クーデンベルグ宮殿跡は、19世紀はベルビュー・ホテルのワインセラー、20世紀は銀行の保管室として使われました。 1986年から発掘調査が開始になり、カール5世時代の教会にあったセラーが最初に発見されます。この場所は、現在の観光案内所の地下に位置します。2000年、元ベルビュー・ホテルだったベルビュー博物館とつながりました。 クーデンベルグ内には博物館があり、発掘品が展示されています。その中には、ファソン・ド・ヴニーズというヴェネツィア様式のグラスのコレクションや、粘土製のパイプなども。ショップやカフェも併設されています。

基本情報

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