はじめに:乗車チケットは事前購入を
タリスの乗車チケットは航空券と同じ仕組みで、日程が近づくにつれて料金が上がる仕組みになっています。そのため、旅行出発前に事前予約することをおすすめします。レイルヨーロッパ公式サイトでの購入方法は、下記をお読みください。
出発45分前には、ブリュッセル南駅に到着を

鉄道駅でブリュッセル南駅に到着した場合は、タリス乗り場を示す赤色のサインに向かって進みます。タリスの乗り場は他と区別されています。
乗車駅であるブリュッセル南駅では、タリス乗車前にセキュリティチェックが行われます。飛行機のセキュリティチェックと同じようなゲートを通過するタイプのものですが、どれほどそこに時間が取られるかは運次第のところがあります。そのため、乗車45分前には南駅に到着するようにしてください。
南駅には構内にカフェやフードコートがあり、待つ場所には困りません(南駅の外にはほとんど何もなく、治安も良くないエリアです)。タリス乗り場ホームの前には、下の写真のような待合スペースもあります。

タリス乗り場前にある待合スペース。手荷物預かり所も併設。
電車に乗る前に、セキュリティチェックを通過
タリスの出発時間20分ほど前になると、セキュリティチェック開始のアナウンスがありました。乗車ホームにあるセキュリティチェックの列に並び、飛行機と同様に手荷物を預けてゲートをくぐります。観光シーズンは乗客数も多く、並ぶ人も多くなります。列に並んでいたら自分の電車が行ってしまった…という事にならないように、飛行機に乗るときと同様、余裕を持ってセキュリティを通過してください。

セキュリティ通過後は、自分の乗る号車を調べて乗車します
セキュリティチェック通過後は、ホームまでエスカレータで上がり、で自分の乗る号数を確認してそこから乗車します。各号車の前にはタリスのスタッフが立ち、乗車券のチェックを行います。

一等車の席の様子。座席が広く、静かにくつろげます。
1等車に乗った場合は、食事のサービスがあります。朝の便に乗った場合はコンチネンタルブレックファーストになりますが、それでもパンとチーズ、乳製品など盛りだくさんの内容。ホテルで朝食を食べる必要がないくらいです。

1時間22分と短い旅のため、乗車後にすぐに食事のサービスがあります。
乗車中、座席でのチケットチェックがあります。パスポートは、求められる時と求められない時があり、スタッフにより様々です。
パリ北駅に到着後
パリ北駅に到着後は、タリスのホームに降りて、そのまま入国審査や改札もなく外に出ることができます。

パリ北駅に到着。ここではチケットのチェックやセキュリティチェックはありません。
その後パリ中心部へは、メトロ(地下鉄)やRERなどを使って移動します。北駅のタリス乗り場の近くには観光案内所があり、ここで無料地図を入手したり、美術館フリーパスなどを購入することができます。パリ市内の観光案内所はとても混んでいるので、こちらもチェックしてみてください。

パリ北駅の観光案内所の様子
治安が悪いと言われるパリ北駅周辺ですが、天気が良い日は美しいパリの街並みが広がります。

美しいパリ北駅前の風景。駅前には古い建物を改装したかわいいホテルが並んでいました。
ただし夜の移動は危険なので、夜22時以降にパリ北駅に到着するタリスに乗った場合は、駅周辺のホテルに泊まることをおすすめします。