パリでモン・サン・ミッシェルツアーに参加する前日、集合場所近くで日本人の口コミが特によかった「ホテル オルセ オペラ」を予約しました。日本語で予約の内容を読み、キャンセルは直前まで無料のこと、クレジットカードは身元保障のために登録し、実際の支払いは予約当日にホテルで行うことを確認して予約。この時は、予約が成立したメールが送られてきてひとまず完了。
それからしばらくして、いよいよパリ行きが近づいてきました。そんなある日、クレジットカードを使ったときに自動配信されるメールを受信。何気なく見ると、
「海外の施設でxxxユーロ利用」とあります。
えっ?!私たちまだ日本なのに、なんで海外でカードが使われるの？もしかして不正利用？
一瞬慌ててカードを止めようかと思いましたが、金額をよく見ると、私たちがブッキングドットコムで予約したホテルの宿泊料とぴったり同じ。そのため、どうやらこの宿泊施設が、宿泊前にカードに課金したのではないかという疑いが。
まだまだヨーロッパ旅行初心者だった当時、あわててブッキングドットコムのカスタマーサポート経由で、ホテルに問い合わせをしました。すると、ホテルから速攻で返ってきた答えは、以下のようなものでした。
ヨーロッパのホテルでよくやることですが、お客様のクレジットカードが有効であるかの確認のために、実際に登録されたカードに宿泊金額を請求するテスト（*オーソライゼーションと言うそうです）をする場合があります。
テストでは、請求と同時に同じ金額を返金するので、実際にはクレジットカードへの課金は発生していません。
驚かせてごめんね。あなたのお越しをお待ちしております。
なるほどー。請求と同時に返金されるので、実際はお金が動くわけではないけど、クレジットカード会社が、カードに請求された時に自動送信するメールを設定していたので、請求だけが発生していたように見えたんです。
びっくりした…。でも、何事もなくて安心しました。
その後、ベルギーを中心として、フランス、オランダ、イタリア、マルタなどのいろいろな国のホテルに泊まった私たちですが、今のところこの事前課金があったのは、パリのホテル数軒だけ。ですが、世界中でクレジットカードの不正利用が相次いでいるため、今後もこんな「事前請求」の流れが広がるかもしれません。
カード利用と同時にメールを受信する設定にしている方は、請求があっても慌てないでくださいね。
また、この件でかなり慌ててブッキングドットコムのカスタマーサポートに問い合わせたのですが、真摯に対応してくださったことと、また、日本語でやりとりできたことが本当に安心できました。こういう小さな問い合わせも気軽にできるのも、語学ができない私たちがブッキングドットコムを愛用している最大の理由です。
海外旅行初心者だけど、こだわりのホテルを自分で選びたいという方に、特におすすめです。