ブルージュの鐘楼について
ブルージュのちょうど真ん中にある鐘楼。中世の時代から存在するこのゴシック様式の建物は、ブルージュの街のシンボルとして、様々な絵画でも見ることができます。 [caption id="attachment_3687" align="aligncenter" width="800"]


入場口と階段入口の様子
鐘楼への入場口は、鐘楼の中庭にある階段から行きます。中庭は待ち合わせやトイレの利用に便利です。
階段を登って建物内に入ります。入場ゲートの前にカウンターがあり、ここで料金を支払います。学生やシニア料金を適用する場合は、年齢を証明できるものを見せる必要があります。
ブルージュの鐘楼は、階段が狭くて急なため、入場制限を行っています。制限中の場合、一人が退場したら一人が入場できるような仕組みになっています。グループで行く場合、ここでバラバラになってしまう可能性があるため、入場制限がない開館直後に行くのがおすすめです。
366段を登る
階段は、登るにつれだんだん狭く勾配もきつくなっていきます。最初はアトラクション気分で登っていたのですが、100段を超える頃には息も切れ始め、ロープにつかまりながら休憩をする羽目に。ですが、同じ階段を降りる人も登る人も使うため、上からも下からも他の人がやってきます。
階段が得意でない方は、空いているスペースを見つけて他の人に先に進んでもらうか、途中に3回ある休憩スペースで十分に休みながら行くことをおすすめします。
途中にある休憩スペースでは、ブルージュの街や鐘楼の歴史的な資料や、カリヨンの鐘の作り方や演奏技術などを展示しています。その中に、重要そうな二つの鉄でできた宝箱がありました。過去にブルージュの資金に関する重要資料が秘蔵されていた、本当の宝箱だそうです。
階段の途中には、明らかに人一人がやっと通れるような狭さのところも。そんな時は、階段を降りる人と登る人が協力し合い、スペースを譲り合います。お礼がてら話がはずむことも。海外の人とコミュニケーションができる面白い場所です。
展望台からの素晴らしい眺め
366段を登り切ると、いよいよ展望エリアです。スペースの中央には鐘があるので、窓に面した通路から街を眺めます。中世と同じように赤いれんがの屋根が広がるブルージュの街並みは、ここだけでしか見られない感動の風景です。
この眺めの中央に見えるお城のようなホテル「ホテル デュークスパレス」に泊まりました。
最後に
最初にも書きましたが、エレベータがないこと、また、中世の階段のため一部不均衡や狭い場所があるため、すべての人にはおすすめできません。女性の方は、ヒールや短いスカートはやめて、動きやすいスニーカーやパンツで行くことをおすすめします。
基本情報
- 名称
- ブルージュの鐘楼
Belfry of Bruges
- 住所
- Markt 7, 8000 Brugge
( 地図アプリで場所と行き方を見る)
- 最寄駅
- ブルージュ駅(鉄道)
- 営業時間
- 09:30 am - 18:00 pm
- 休業日
- 12/25、1/1
- 料金
- Musea Brugge の利用で入場料が無料になります大人 € 10,00 6歳〜26歳、または65歳以上 € 8,00 6歳以下は無料
- トイレ
- 有
- URL
- 公式サイト