ベルギーからルクセンブルクへ

ブリュッセルからルクセンブルクへの行き方」に詳しく書きましたが、ベルギー〜ルクセンブルク間は、ベルギーの普通の快速電車(IC、インターシティと呼びます)で行くことができます。実は、ベルギーからパリオランダイギリスドイツなどへ鉄道で行くには事前予約が必要ですが、ルクセンブルクへは、一般的な快速電車で行けてしまうんです(高速鉄道が無いともいえます)。

時片道3時間20分と長いですが、朝早く出発してルクセンブルクに午前中に着くことができれば、日帰りも十分可能。何しろルクセンブルクの中心部(旧市街)はとても小さいため、ゆっくり回っても半日で全部見られるほどなんです。今回は、ベルギーを朝7:55AMに出発して、ルクセンブルクに11AMに着く快速電車にしました。これなら、ルクセンブルクでランチに間に合います。今回はおかんが行きたいレストランとカフェがあったので、観光半分、美食半分のゆっくりしたスケジュールになりました。

ブリュッセル中央駅からルクセンブルク駅まで

ブリュッセル中央駅の切符売り場。ここのカウンターでチケットを購入。クレジットカードで支払いました。

ブリュッセル中央駅の切符売り場。ここのカウンターでチケットを購入。クレジットカードで支払いました。

当日は、朝ホテルを早めに出て、ブリュッセル中央駅へ。切符は普通の快速電車の切符を窓口で買いました(券売機で買うことも可能)。隣の国に行く乗車券ってそんなに簡単に買えるの?とドキドキでしたが、「ルクセンブルク駅まで大人2枚往復」であっさりOKでした。気をつけたいのは、ブリュッセルにも「ブリュッセル=リュクサンブール(ルクセンブルクのフランス語読み)駅」という紛らわしい名前の駅があるため、間違えてそちらのチケットを買わないように注意してください。

チケットを買った後は、駅のあちこちにある電光掲示板を見て、自分の乗る電車のホームを確認。ベルギーの駅では、このような公的な掲示板は、公用語であるフランス語とオランダ語が交互に表示されます。また、ベルギーは電車の遅延などで簡単にホームが変わるので、実際に電車が来るまで気が抜けません。(「ベルギー 電車の乗り方」で詳しく書きました。)今回は、全く問題なく定刻通りに到着。

駅のあちこちにある電光掲示板。左上から時刻順に電車の行き先とタイプ(快速か各駅かなど)と乗り場の番号が表示されます。

駅のあちこちにある電光掲示板。左上から時刻順に電車の行き先とタイプ(快速か各駅かなど)と乗り場の番号が表示されます。

ホーム(乗り場)のあたりには、このような電車の停車駅の詳細が。一番上の大きな文字がメインの停車駅と終点駅です。(ナミュール経由、ルクセンブルク駅)

ホーム(乗り場)のあたりには、このような電車の停車駅の詳細が。一番上の大きな文字がメインの停車駅と終点駅です。(ナミュール経由、ルクセンブルク駅)

駅で見つけた、タンタンの展示会のポスター。こちらもオランダ語とフランス語が並んでいます。

駅で見つけた、タンタンの展示会のポスター。こちらもオランダ語とフランス語が並んでいます。

今回は長旅ということもあり、1等車を選択。このような距離を長く走る電車は、多くの車両がコンパートメント席(6~10人の個室席)になっていることが多いのですが、今回もそうでした!ただ、2等車のコンパートメント席も結構空いていたので、2等車でもよかったかも。

ヨーロッパ鉄道と言えばコンパートメント。普通料金の2等車でもこのタイプですが、1等車のほうがちょっと広めでした。

ヨーロッパ鉄道と言えばコンパートメント。普通料金の2等車でもこのタイプですが、1等車のほうがちょっと広めでした。

コンパートメント席は窓も大きく、座席もゆったりしているので3時間超の長旅も苦になりません。同じコンパートメントの人たちはいわば相席の人たちなので、自分が座るときに軽く挨拶したり微笑んだりするとお互いに良い雰囲気を保てます。

途中で停車するワロンの街並みや農村風景もとても綺麗でした。ちょうど半分の距離にあるナミュールは、シタデル(城壁)があるとても綺麗な街なので、日帰りではなくナミュールで一泊して翌日ルクセンブルクに行くコースもおすすめです〜。

ブリュッセルから電車で行ける街・ナミュールの絶景
ナミュールは二つの川と山に囲まれた場所にあり、昔から地形的に「要塞」として重宝されてきました。古くはシーザー軍との戦いに備えて地元の人が砦を築いた歴史にまで遡ります。平地のブリュッ...

乗車券とパスポートチェックは車内で

ベルギーの駅には一般的に改札がないので、ブリュッセル駅では何もチェックなしで電車に乗ります。乗車券のチェックは車内で。ベルギー国鉄の制服をきた人が来たら、乗車券を見せます。

さらにルクセンブルクに近づくと、パスポート検査官の人がパスポートのチェックに来ます。ここで乗車券とパスポートを一緒に見せるのですが、パスポートにスタンプは押されません。ベルギーとルクセンブルクは行き交う人が多い為、パスポート手続きは簡略化されています。今回は私たちは「ルクセンブルクにきた証」が欲しかったため、旧市街の真ん中にあるインフォメーションセンターでスタンプを押してもらいました。ここは無料の地図やレストランガイドも充実しているため、ルクセンブルクが初めての方は絶対役に立ちます。

旧市街の真ん中にあるインフォメーションセンター。ルクセンブルクのワイナリーなど情報が充実。

旧市街の真ん中にあるインフォメーションセンター。ルクセンブルクのワイナリーなど情報が充実。

ルクセンブルクに到着

とうとうルクセンブルグ駅に到着!

とうとうルクセンブルク駅に到着!

いよいよルクセンブルク駅に着きましたが、残念ながらあいにくの曇り空。ですが荷物も少ないため、駅からルクセンブルクのメインの見どころである旧市街まで20分歩くことにしました。

青の案内板がわかりやすいです。ちなみに電車を降りるときも改札はありません。どこから外に出てもOK

青の案内板がわかりやすいです。ちなみに電車を降りるときも改札はありません。どこから外に出てもOK

駅からまっすぐ伸びる大通りには、カフェやショッピングのお店などもいろいろありましたが、ルクセンブルクらしい高級感あふれるお店は旧市街に集中しているため、横目で通り過ぎます。途中で大きな橋を渡りますが、そこから高低差があるルクセンブルク市内の絶景が見渡せます。

ルクセンブルグ旧市街へ。街は本当に小さいです!端から端まで歩いて20分くらいでした。

ルクセンブルク旧市街へ。街は本当に小さいです!端から端まで歩いて20分くらいでした。

橋を渡り終えて旧市街に入ると、突然優雅な建物の数々が現れます。建物はベージュ色にピンクなどの可愛い装飾がされているものが多く、なんとなくベルギーやフランスよりもドイツっぽい雰囲気です。

ちょっと寒かったので、まずはお茶にしようと、大公宮(Plais Grand-ducal)のすぐ裏にあった「カール・カフェ(KAALE KAFFI)」へ。店名の下に”Koffee,Vintage and more”とついている通り、外から見ると窓や壁にはかわいい雑貨がずらりと並び、おしゃれなアンティークショップのよう。ですがここは、古いソファや雑貨をお客さんが自由に選んでくつろいでもいいカフェなんです。

かわいいKAALE KAFFEの店内

かわいいKAALE KAFFIの店内

ルクセンブルク旅行記〜ヨーロッパ雑貨とKAALE KAFFI
母娘ルクセンブルク旅行で訪れた、ヨーロッパのアンティーク雑貨や絵いっぱいのカール・カフェの写真と感想です。とても良かったのでおすすめしたくて書きました。...

ランチは王室御用達のオーバーワイスで

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BELPLUS編集部

BELPLUS編集部

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