人が少ない朝の名所で、ゆっくり写真撮影

常に車が行き交うブリュッセル王宮前の道も、早朝なら静かです。

常に車が行き交うブリュッセル王宮前の道も、早朝なら静かです。

空気が澄んでいて人もまばらな朝は、実は写真を撮るのにベストな時間帯。24時間空いている広場なら、帰国日の早朝に行けば、他人が入らない写真を撮ることができます。

ブリュッセルの場合、泊まっているホテルにもよりますが、ブリュッセルならグラン・プラス王立モネ劇場前広場ロワイヤル広場ブリュッセル王宮、そしてプラール広場前の最高裁判所が朝の写真がきれいに撮れます。グラン・プラス以外は道路と面しているため、日中はバスやトラムが通るのですが、早朝ならまだ本数も少なく、思い通りのアングルで写真を撮ることができます。

上記のような広場は高低差がないため、混んでいる時間帯にはたくさんの人が写ってしまい、肝心の建物が隠れてしまう…という場合も。そのため、上の写真のような広場の全景を写真に収めるなら、朝食前に広場に立ち寄るのが一番です。

「がっかり名所」として知られる小便小僧は、像が小さすぎ+人が多すぎて写真にうまく収められないと言われますが、朝に行けばそのような問題もありません。運が良ければ、コスチュームを着替え中の彼に会えるかも。

ジュドバル広場の蚤の市は、朝7:00から

石畳の上にカーペットと雑貨が並べられるジュ・ド・バル広場。とてもウェルカムな雰囲気です。

石畳の上にカーペットと雑貨が並べられるジュドバル広場。朝の方が掘り出し物が多いんです。

ブリュッセルの雑貨マーケットの中でも、最大規模で一番人気なのがジュドバル広場の蚤の市。毎朝7時から開催しているため、曜日を問わずに行くことができます。ブリュッセル中心部にあるため、どのホテルからもアクセスは便利ですが、最寄り駅からは石畳の道を歩くため、重いスーツケースはホテルに預けて行くことをおすすめします。

最後のおみやげをスーパーで。早朝なら買い物もスムーズ

クッキー、ワッフル、ビスケットなどの壊れやすいものは最終日に買っています。

クッキー、ワッフル、ビスケットなどの壊れやすいものは最終日に買っています。

ベルギーでは、多くのショップや観光施設が朝10:00からの営業ですが、スーパーは早朝営業しているところも多いです。街中にあるカルフール・エクスプレスなどのミニスーパーは朝7:00~9:00にオープン、デレーゼなどの一般的なスーパーは8:00~9:00にオープンします。

ホテルの近くにスーパーがあれば、前日までに営業時間をチェックしてみてください。早朝の方が人が少ないのでスムーズにお買い物ができますよ。ブリュッセル中心部のスーパーで品揃えが豊富なのは、デレーゼのアンスパック店。その他のスーパーやおすすめショップについては、下記でご紹介しています。

ベルギーのお別れブランチを、Le Pain Quotidienで

ギャルリー・サンチュベール店はテラス席が大人気。アーケードなので雨の日も安心です。

ギャルリー・サンチュベール店はテラス席が大人気。アーケードなので雨の日も安心です。

ベルギーの厳選素材だけを使った天然酵母のパンで知られるブーランジェリー、Le Pain Quotidien。パンの素材はもちろんですが、世界のどんな支店でも、ドアノブからパンの飾り台に至るまでインテリアはベルギーから輸入したものを使うほど、「ベルギー発」であることを大事にしています。

そんなLe Pain Quotidienは、ブリュッセルの中心部に3軒店舗があり、どれも朝7時からオープン。コーヒーやパン、ケーキが食べられるだけでなく、ちょっとしたトレトゥーユ(お惣菜)も充実。Le Pain Quotidienブランドの香辛料、ジャム、チョコレートペーストも販売されており、おみやげをここで買うのもおすすめです。

その中でも行って良かったのは、やはり世界最古のアーケード・ギャルリー・サンチュベールの真ん中にある店舗ですが、早朝もかなり混んでいて少し待ちました。グラン・サブロン広場の店舗は、周囲も高級感ある落ち着いたショップが多いです。週末であれば、目の前ではサブロン広場の蚤の市が開かれます。

ちょっと離れた見どころへは、メトロを賢く利用

ブリュッセル郊外にあるサンカントネール公園は、博物館を3つ併設。

ブリュッセル郊外にあるサンカントネール公園は、博物館を3つ併設。

ブリュッセルの凱旋門があるサンカントネール公園は、ブリュッセルの中心部から離れた東エリアにあります。地図で見るとかなり遠いため、旅行の日程には入れない人も多いかと思いますが、メトロの5番または1番に乗れば中心部から20分程度で行くことができます(メトロの乗り方)。駅を降りて歩けば、目の前には建築家ジロー(Girault)による大きなアーチ状の凱旋門が。豪華な装飾を好んだレオポルド2世が命じた様々な彫像も必見です。天気がいい日は、美しいベルギーの風景を眺めることができます。

WRITER

BELPLUS編集部

BELPLUS(ベルプラス)は、ベルギー在住者が共同で運営するメディアです。旅行に役立つ情報のほか、現地長期滞在、留学生のための生活情報もお届けしています。