マグリットの家について
ブリュッセル中心部にあるマグリット美術館とは別の、ルネ・マグリットが24年間住んだ家をそのまま使った小さな美術館。 マグリットの家に登場する扉や窓、家具がそのまま残されており、ファンには必見です。展示数は約30点と少なめですが、マグリットの創作活動の元となった環境に足を踏み入れられるのはベルギーならではの体験です。作品が生み出された場所
マグリットは、アーティストでありながら、勤勉で社交的な社会人であったことが知られています。それは、彼がブリュッセル時代に広告代理店のデザイナーとして働く、いわゆる「サラリーマン」だったからかもしれません。
ここでは、彼がそのような生活の傍ら、多くの作品を創作したダイニングルームが当時のままの状態で保存されています。
また当時、シュールレアリズムを志す芸術家たちの多くがこの家に集まり時間を過ごしたため、この場所はいわゆる「サロン」の役割も果たしていました。
ブリュッセル中心部のマグリット美術館とは異なり、このマグリットの家では、アーティストである彼自身にもっと触れられるのが特徴。マグリット美術館では展示していない、彼の創作メモや個人的な手紙などはこちらでのみ見ることができます。
周辺の治安について
マグリットの家があるエスゲム通りは観光名所となっているため、美術館を訪れる他の観光客を見ることができます。しかし、ジェット駅からエスゲム通りまでは普通の生活エリアで、閑散としており、また、決して治安がいいとは言えないエリアです。
そのため、エスゲム通りの美術館前で停車する「乗り降り自由な観光バス」に乗るのが一番安全な方法です。観光バスは他にもベルギーの名所を効率よく回るので、移動時間をなるべく節約したい方にもおすすめです。マグリットの家の入館料が無料になるブリュッセルカードとまとめて買うこともできます。
基本情報
- 名称
- マグリットの家
René Magritte Museum
- 住所
- 135 rue Esseghem - 1090 Brussels
( 地図アプリで場所と行き方を見る)
- 最寄駅
- ジェット(Jette)駅(鉄道)
- 営業時間
- 水曜〜日曜の10:00~18:00
- 休業日
- 月火および12/25, 1/1
- 料金
- ブリュッセルカード の利用で入場料が無料になります8ユーロ
- トイレ
- 有
- URL
- 公式サイト
- その他
- 乗り降り自由バスと組み合わせたチケットも購入可能。
*2019年時点の情報です。(ご利用上の注意)