ビール博物館について
世界遺産グラン・プラスにあるビール博物館は、17世紀にビール醸造業者のギルド(同業者の相互扶助組合)が使用していた建物の地下を改装したものです。グラン・プラスの市庁舎の左側、黄金に輝く馬に乗った騎士の装飾が建物の上にあるのが目印です。こじんまりとした規模なので、観光の途中にちょっと立ち寄るにも向いています。階段を降りると、18世紀のブルワリーそのままの様子が展示されています。昔の発酵過程で使われた樽などの様々な道具が見られますが、一番の楽しみは見学後に飲む、博物館内のビアカフェでのベルギービールです。
ベルギーには、ブルージュの「ドゥ・ハルヴ・マーン」、アントワープの「デ・コーニンク」、メッヘレンの「ヘット・アンケル」などの有名ブリュワリーも数多くあり、実際の醸造工程を見ることができるため、ビール愛好家にとってブリュワリー訪問はベルギー旅行の楽しみのひとつです。それらと比べると、このビール博物館は国とビールの歴史を読み解く教養的な博物館になるため、展示も古いものが中心です。
基本情報
- 名称
- ビール博物館
Maison des Brasseurs (House of the Brewers)
- 住所
- 1000, Grand Place 10, 1000 Bruxelles
( 地図アプリで場所と行き方を見る)
- 最寄駅
- ブリュッセル中央駅
- 営業時間
- 10時〜17時
- 休業日
- 無し
- 料金
- 5ユーロ
- トイレ
- 有
- URL
- 公式サイト
*2020年時点の情報です。(ご利用上の注意)