1日2トンのチョコレートが売れる場所
世界で一番チョコレートが売れる場所は、なんとブリュッセル空港なんです。ブリュッセル空港の情報によると、年間でなんと815トン、1日にすると2トン以上のチョコレートがブリュッセル空港内だけで購入されています。そのため、ブリュッセル空港もチョコレートの販売には力を入れており、空港だけでも大小様々なチョコレートショップが並んでいます。
ブリュッセル空港のゲートの外にも幾つかのショップがありますが、大きなチョコレートショップは、帰国便のチェックイン後、手荷物検査エリアを抜けた場所にある免税店エリアにあります。そのため、たくさんチョコレートのおみやげを買う方は、少し早めにチェックインして、ゆっくり買い物の時間をとることをおすすめします。多くのショップが、朝6時から夜9時まで開いています。
免税手続きが不要な空港内のショップ
空港内ショップの大きな特徴は、1つのショップに様々なブランドが入っているため、別々のブランドであっても、まとめての購入が可能なこと。ブランドごとにお会計をする必要がありませんし、商品も比較して選べます。まとめてサッと買えるように包装済みのものが多いですが、対面式で一つ一つ選んで買えるお店もあります。
また、空港内は免税のため、消費税(ベルギーはVATと呼ばれます)抜きの値段ですぐに買えることも大きな魅力。購入時には、レジでパスポートと航空券を提示する必要があります。
ブリュッセルやブルージュ市内にもチョコレートショップはたくさんありますが、ゴディバ、ノイハウス、レオニダス、ガレーなどの、ほとんどのチョコラティエのチョコレートは空港のショップでも購入可能。ベルギーチョコレートのブランドなら、一部のローカルなショコラティエを除きほとんどが揃っています。また、日本未上陸のブランドも、安いものから高めのものまでいろいろあります。
大切な人への高級チョコからバラマキみやげチョコまで
ブリュッセル空港のショップで目立つのは、高級感あふれる特別なパッケージに入った「大事な人へのおみやげチョコ」と、小さいチョコが個別包装された「バラマキみやげチョコ」の二種類。
空港らしくおみやげとしての需要が高いのか、街のショップではあまり見ない「会社で分けるのに便利だろうな〜」と思わせる小さな板チョコのパックが充実しています。10個入りからバケツサイズの大容量パックまで、様々なサイズから選べるのも便利です。
高級チョコの方は、革張りや特性のボックスに入ったプラリネが多め。プラリネも、シャンパン入りやテキーラ入りなど豪華なものが中心です。免税店らしく、シャンパンやワインと一緒に売られています。
好みに合わせて選べます
空港は、多種多様な人種・民族の人がおみやげを買うところ。そのため、チョコレートの選択肢の幅も広いです。血糖値が高めの人のための低糖チョコレート、アルコールフリーのチョコレートなどのセットも充実。好みに合わせて選べます。
チョコレート以外のお土産もいろいろ
チョコレートの他に種類が多いのは、ベルギービールです。空港でしか買えない限定品や、いろいろな種類のビールを集めたバラエティセットも多く揃っています。やはりビールは重いので、最終的に空港で買うのが一番です。
ビールの他にも、お菓子では、日本でも人気のダンドワやデストルーパーのクッキー・ビスケット類もかなりの種類が揃っています。
おみやげでよくリクエストされる、デストルーパーのバタークリスプですが、紙のパッケージのものだと中の薄いビスケットが壊れやすいので、旅の最後に空港で買うのが一番いいです。イラストが可愛い缶のものも、季節限定からクラシックタイプまでいろいろな種類・サイズが揃っています。
他にも美食の国らしく、パテやチーズ、生ハムなども手荷物サイズのものが揃っています。
また、空港では期間限定セールを開催することも。うまくいけば、有名チョコレートブランドの半額セールに出会えるかも。下のノイハウスチョコレートは、箱がちょっと凹んでいたという理由でなんと半額で販売。自分用のお土産に、おすすめです?