ブルージュのおすすめショコラティエ

ブルージュのおすすめチョコレート店ベスト3

BELPLUS編集部
チョコレート ブルージュ

本場のチョコレートショップに行こう!

ベルギーといえば、チョコレート。一番有名な「ゴディバ」などは、日本でもすっかりラグジュアリーチョコレートとして定着しましたが、実は本場のベルギーに行けば、まだまだ日本ではみかけないブランドがいっぱい。

せっかくベルギーにきたからには、チョコレート巡礼をしてみたい!という方に、ブルージュで人気のチョコレートのお店3軒を紹介します。

中世の街並みを誇るブルージュだからこそ、人気のショコラティエは建物やディスプレイもとってもエレガント。せっかくの本場で買い物するのだから、雰囲気を味わって、地元っ子と同じようにお店の人と楽しく会話しながらフレッシュなチョコレートを選ぶのも楽しみのひとつです。そして、本場でしか手に入らないご当地パッケージに入ったチョコレートはお土産にも最適。旅行中に自分たちだけで全部食べてしまいそう?!

行列必至の超人気店「チョコレート・ライン」

行列を避けるために開店前に行きました。ショッピングストリートに面した広場にあります。

行列を避けるために開店前に行きました。ショッピングストリートに面した広場にあります。

ブルージュで一番有名なショコラティエといえば、チョコレート・ライン。代表のドミニク・ペルソーヌ(Dominique Persoone)氏は、2010年にフランスの有名週刊誌『エクスプレス』誌によって世界の5大ショコラティエのひとりに選ばれました。

人気の秘密は、常に新しい味を生み出す、オリジナルでクリエイティブなチョコレートの数々。店内には、プラリネ(中身入りの一口サイズのチョコレート)が宝石のように並んでいるのですが、よくよく見ると、わさび、レモン、ベーコン、オリーブ、バジル、アルコールなどの変わった風味のチョコレートが並んでいます。ですが、意表をつくことだけで勝負していないのは、このお店の味を愛する多くの人々の声からもわかります。

私は日本で見たことがなかった「テキーラ味」を購入。かわいいサイズのプラリネの中には、濃いテキーラがしっかり入っていました。お酒好きな人へのお土産にもおすすめです。

行列に並んでやっと買えたチョコレート。テキーラ味は品評会で評判を得たプラリネだそうです。

行列に並んでやっと買えたチョコレート。テキーラ味は品評会で評判を得たプラリネだそうです。

チョコレート・ラインは、マルクト広場から歩いてすぐのサイモン広場にあり、隣には日本でも人気のベーカリー・ル・パン・コティディアンやグルメハンバーガーのエリスもあるため、美味しいものを探してゆっくり街歩きをするのにおすすめの一角です。

アントワープ店も外せない!

ブリュージュに本拠地を置くチョコレート・ラインですが、もう一つのショップはアントワープにあります。メール(Meir)通りの中央、過去にアントワープを占領した皇帝ナポレオンが所有していたアントワープ宮殿の中にあり、きらびやかな宮殿の内装の中でチョコレート選びが楽しめます。


もう一つの超有名店。家族経営で伝統の味を守る「デュモン」

ブルージュには全部で3店舗ありますが、EIERMARKTに面した古い煉瓦造りのお店がおすすめ

ブルージュには全部で3店舗ありますが、EIERMARKTに面した古い煉瓦造りのお店がおすすめ

ブルージュ近くのTorhoutでオープンし、そのチョコレートのフレッシュな美味しさが評判を呼んだことから、今ではブルージュに3店舗を構えるまでになった「デュモン(Dumon)」。ブルージュのチョコレートショップのランキングの常連でもありながら、伝統的なチョコレートの製法を守り続けています。

周辺にはヨーロッパ雑貨のかわいいお店がたくさん

周辺にはヨーロッパ雑貨のかわいいお店がたくさん

ベルギーでしか食べられない、作りたてのトリュフは外せない一品。少量から購入できます。

ベルギーでしか食べられない、作りたてのトリュフは外せない一品。少量から購入できます。©Dumon

デュモンは家族経営で成功したショコラティエでもあります。ステファン・デュモンは、ブルージュの有名な調理学校Ter Groene Poorteで優秀なシェフとして認められながら、自分のチョコレートショップを開くという夢を叶えるために、両親と兄弟と一緒にチョコレートショップをオープンしました。「悪い素材からは決して良いチョコレートは生まれない」というモットーのもと、新鮮で厳選された素材だけで作られたチョコレートは、あっという間にブルージュの街の名物に。

上でご紹介したチョコレート・ラインと同じサイモン広場にも店舗があり、そこではチョコレートだけでなく、イタリアンコーヒーと一緒にカフェタイムも楽しめます。

宝石のようなチョコレートの数々。大切な人へのお土産に

宝石のようなチョコレートの数々。大切な人へのお土産に©Dumon


かわいいパッケージのお土産ならおまかせ!「ル・コントワ・ドゥ・マチルダ」

ル・コントワ・ドゥ・マチルダの店舗

ル・コントワ・ドゥ・マチルダの外観

「マチルダのカウンター」という名前を持つこのお店は、フランスで創業し、現在はベルギーにも複数の店舗を持つ高級食材店です。外観からヨーロッパのかわいい雰囲気が満載で、何も買う予定がなくてもついつい足を運んでしまうお気に入りのお店です。

このお店は、チョコレートだけでなくいろいろなお菓子が揃うのですが、ブルージュ店で目を引くのはやはりチョコレート。量り売りのプラリネもありますが、特に目を引いたのが、木槌で打って食べるお土産用のチョコレート。大人数で楽しく食べることができます。

木槌で打って食べるチョコレート。これなら割れても大丈夫!?パッケージもかわいいです。

木槌で打って食べるチョコレート。これなら割れても大丈夫!?パッケージもかわいいです。

お土産用の小分けのチョコレートや、持ち運びしやすいミニサイズも充実。チョコレートの他にも、スペキュロスのようなクッキー類も充実しています。

お土産にちょうどいいサイズの板チョコ

お土産にちょうどいいサイズの板チョコ

日本でも成城石井などで見かけますが、やはり現地で買ったほうが安いです。

日本でも成城石井などで見かけますが、やはり現地で買ったほうが安いです。

可愛すぎる「ブルージュの街並み」缶入りのチョコレート。隣は、アールヌーボーの華やかな絵がベルギーの各都市を描きます。

可愛すぎる「ブルージュの街並み」缶入りのチョコレート。隣は、アールヌーボーの華やかな絵がベルギーの各都市を描きます。

キュベルドンという名前のベルギーの地方菓子。様々なシロップで作られています。昔は薬だったほど健康にいいものでした。

キュベルドンという名前のベルギーの地方菓子。様々なシロップで作られています。昔は薬だったほど健康にいいものでした。

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BELPLUS編集部

BELPLUS(ベルプラス)は、ベルギー在住者が共同で運営するメディアです。旅行に役立つ情報のほか、現地長期滞在、留学生のための生活情報もお届けしています。